HONDA CB250R インプレッション Vol.4

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ホンダCB250R

リアサスペンション

7段のプリロード調整機能が付いたリアサスなんですけど

フロントフォークよりもリアサスの方が

乗り心地に大きく貢献している感じで

セッティングはフロントフォーク同様に

一般的な250ccのロードスポーツよりも

オフロード寄りにセッティングされているので

まるでオフロード車のように

シートに座ると車体が沈み込みます。

シートのクッションは硬いのですが

このリアサスのおかげで乗り心地はかなり良いです。

 
MC52型CB250R

フロントブレーキ

これも50万円のバイクとは思えないような

ラジアルマウントされた対向4ポッドのキャリパーが付いています。

一般的な片押しキャリパーと比べると

ブレーキの効き自体はブレーキパッドの素材に

依存する所が大きいのですが

初期制動があまり強くない

コントロール性を重視したパッドが付いているので

ブレーキの効きの良さはあまり感じませんが

対向4ポッドという事で

ブレーキレバーの操作に対するリニアな操作感というか

遊びの少なさが特徴的ですね。

さらにシングルディスクという所もあって

ブレーキの正確性というかコントロール性では

250ccクラスではダントツで1番だと思います。

なんと言っても110幅のラジアルタイヤを

装着しているのでグリップ力が高く

深くハードなブレーキングが出来ます。

 
2018年型CB250R

リアブレーキ

リアブレーキは一般的な250ccと同じで

至って普通ですね。

しかしリアタイヤは250ccクラスとしては太い

150幅のラジアルタイヤを履いているので

優秀なサスペンションと相まって

荒れた路面の道でも安心して飛ばせる

スタビリティを持っています。

 
CB250R

ユーティリティ

リアシートを外すと収納スペースがあり

ネイキッドとしてはそこそこ広く深さも結構あり

ちょうどETCが綺麗に収まるサイズですね。

 
CB250Rメインシート下

燃料タンクカバー内の前側に

バッテリーが置いてあるという事で

メインシートの下にはぶっちゃけ

リアシート下よりも広いスペースが存在するのですが・・

エアクリーナーボックスから長く伸びた

インテークホースに吸い込まれる恐れがあるので

うかつに物が置けないのです。

この長いインテークによって吸気に慣性を付ける事で

主に低回転域のトルクを太くできるメリットがあります。

エンジン性能を引き出す為に

収納スペースを犠牲にしているという

ストイックな所もこのCB250Rにはあります。

 

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