HONDA CB250R インプレッション Vol.5

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ホンダCB250R

2018 CB250R 総評

CB250Rを一言で表現するなら

オフロード車の乗り味を持ったロードスポーツ・・

といった感じで

むしろモタードにロードスポーツのモダンなネイキッドの

テイストを持たせたバイクとも言えますね。

車重も燃料タンクの容量もサスペンションの硬さも

オフロードとロードスポーツの

ちょうど中間あたりの設定だと思います。

CB250Rを簡素に分かりやすく表現するなら

250ccのモタードに幅の広いシートと

ラジアルタイヤを装着したバイクなんですよ。

ある意味、250ccのバイクとしての

理想を詰めこんだバイクとも言えます。

なので、峠の下りが面白いというか

ぶっちゃけ速いです。

ただ、時速100Km/hを越えるような高速の領域になると

柔軟に動きすぎるサスペンションによって

旋回時にレスポンスが悪く感じたり

フワついた足に不安を感じる所が出てくるので

やはり、高速道路よりも峠道のようなワインディングを

得意とするバイクだと思います。

とにかく個々のパーツの優秀さが際立っていて

車体が軽いのにも関わらず

ハンドルから伝わる高い剛性感や

微振動の少なさ・・

スムーズに動くサスペンションと

ラジアルタイヤによる高いグリップ力など

価格が50万円前後のバイクとは思えないような

上質な走りを味わえます。

 
MC52型CB250R

正直、走りの質では今の所

同じ価格帯にライバルはいないと思います。

装備にしても、オールLEDの灯火類や

高級感のあるウェーブキーを採用している所など

抜かりはないですね。

多くの車種で使われた既存のエンジンを使い

CB125Rとパーツを共有することで

本来、50万円前後のバイクでは装備する事の出来ない

高価なパーツにコストを回せたのではないでしょうか。

CB250Rは、価格以上に

高い走りのクオリティを持ったバイクでした。

 

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