HONDA ADV160 グリップヒーターの取付 Vol.1 |
今回はADV160にグリップヒーターを取り付ける作業です。 ADV160にナックルガードを取り付ける人は多いと思いますが 風圧を軽減出来ても暖かさを得られる訳では無いので グリップヒーターと併用する事で 真冬でも指先は無敵状態になります。 という事で今回用意したアイテムは キジマのグリップヒーター GH-10(304-8214)で スイッチとグリップが一体化したグリップヒーターです。 |
キジマのグリップヒーターの内容は スイッチが一体化した左のグリップと スロットルスリーブと一体化した右のグリップがあり どちらも一体型なので スイッチを取り付ける手間が省けますし 純正のスロットルスリーブから グリップを外す手間も省けるので 取付作業的にも非常に優れた商品だと思います。 真ん中にあるケーブルが 左右のグリップのケーブルを連結させて 車体のACC電源(プラス)とマイナス(アース)に 接続するケーブルになっています。 |
それでは早速作業編ですが 予めフロント部分のカバー類を取り外しておきます。 カバーを取り外す作業の詳細はここのページで掲載しているので 今回は省略しますよ。 |
車体のコネクターから分岐させた ACC電源をグリップヒーターと接続させるので 予めACC電源を確保しておく必要があります。 ACC電源を分岐する作業の詳細は ここのページで掲載しているので今回は省略します。 |
まずは車体の左右にあるバーエンドから外します。 |
バーエンドが回らないようにしっかり押さえながら ネジ穴がきっちり埋まるサイズのプラスドライバーで外しますが ラチェットハンドルにプラスのビットを付けた方が 力が入れやすいので簡単に外せますよ。 取り付け時の締め付けトルクは |
バーエンドが外れました。 |
左右のバーエンドが外れたら まずは車体左側からグリップヒーターを取り付けますが 純正グリップを再利用しないのならカッターナイフで切って 取り外しても良いのですが グリップを無傷で残したい場合は シリコンヘラブレード工法を行うので このような120mm前後の長さのコーキングヘラの裏表に シリコンスプレーをたっぷり吹きます。 ちなみにパーツクリーナーでも代用できますが 乾きやすいので素早く作業を行う必要があります。 |
グリップとハンドルバーの隙間にヘラを差し込んで 左右にグリグリしながら奥まで突っ込みます。 これを2~3カ所に繰り返し行います。 |
グリップを回して空回りするようになれば そのまま抜き取れます。 |
残ったボンドのカスを除去します。 |
最短でボンドのカスを除去するには パーツクリーナーを吹いてから 軍手でグリングリン回すように擦ると簡単に取れます。 |
これでグリップヒーターを取付出来る状態になりました。 |