HONDA ADV160 グリップヒーターの取付 Vol.2

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それではグリップヒーターを取り付けますが

ここからはスピード勝負なので

全てのアイテムを近くに置いておきます。

グリップを固定する場所の末端から1/3程度に

ボンドをぐるっと一周しっかり塗ります。

今回はウルトラ多用途SUソフトを使っていますが

ボンドの硬さはソフトタイプの方が

作業性が良くグリップの固定には適しています。

色は黒でも透明でもどっちでも良いです。

 

そして素早くグリップの内部全体がベトベトになるくらい

パーツクリーナーを吹きかけて滑りを良くしておきます。

パーツクリーナーはすぐに乾いてしまうので

素早くバーエンドに差し込みます。

 

グリップヒーターを差し込むには

そこそこ力が要るので

グリップを回転させながらスイッチボックスに当たるまで

しっかり差し込みますが

もう片方の手は車体が動かないように

右ハンドルか車体を押さえながら作業を行います。

 

上手くグリップが入っていかない場合は

車体に跨がり足で車体を押さえつつ

両手を使ってグリップを差し込みますが

左手はこのように押し込みつつ

もう片方の手は回転させながら引っ張るように差し込みます。

 

 

スイッチボックスまでグリップヒーターを押し込めたら

ボタンが押しやすい位置に調整しますが

何よりウインカーの操作に

影響しない位置に固定する事が重要です。

 

次はグリップヒーターのケーブルを

他の配線と同じルートで

車体の中心を通り前側まで通しておきます。

 

次はグリップヒーターのケーブルを固定していきますが

リアブレーキの動作に干渉しない位置に

固定するのが好ましいです。

 

ケーブルの固定は結束バンドを使うか

車体に最初から存在している

ケーブルを固定しているリングをほどいてから

グリップヒーターのケーブルと共に固定し直します。

 

あとはバーエンドを固定し直すだけですが

純正グリップよりもグリップヒーターの方が少しだけ長く

ネジ部分が若干奥に入っているので

M6のワッシャーを数枚使って

グリップとバーエンドのクリアランスを調整します。

 

純正のバーエンドは使わずに

グリップヒーターに付属のキャップを使うと軽量化出来ますし

グリップからの飛び出し量もほぼゼロになりますが

転倒時にはグリップヒーター本体が破損するリスクがありますね。

 
ADV160(KF54)純正バーエンド重量

純正のバーエンドを使う時の注意点としては

実はこのプラスネジは再利用不可の部品なので

新品のプラスネジ(90191-KWB-600)を

2本用意しておいた方が確実なのですが

どうしても再利用したい場合は

ネジ穴に引っ掛けないように慎重にネジを回すか

予めシリコンスプレーを吹いおくと引っかかりにくくなります。

というのもこのネジには

緩み止め加工が施されているので

ネジ穴に咬みやすくなっているので

取り付ける時に少しでも引っかかった場合は

緩めてネジの再利用はあきらめて下さい。

 

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