Ninja ZX-25R フルエキゾーストシステム 公道編 Vol.4 |
それは作業を行いますが まずはバッフルを外して出口側から デイトナのインナーサイレンサーを突っ込みます。 太くなっている部分で引っかかって止まるので インナーサイレンサーとマフラーの隙間に 小分けにしたステンレスたわしを詰めます。 ハサミのような細長い物で押し込むと詰めやすいですよ。 |
インナーサイレンサーを詰めた事で 標準装備のバッフルが使えなくなったので 出っ張りが少ないバッフルを使いました。 ちなみにデイトナのバッフルには 60パイのサイズ設定が無いので 今回のショートマフラーには使えません。 という事で今回使ったアイテムは 南海部品の2WAYアルミバッフル 60mm(NPC-BF60)ですが 出っ張りが少ない60ミリのバッフルなら何でも使えますよ。 |
やはりこのバッフルもマフラーとの間に 少しだけ隙間が出来るので 耐熱アルミテープを2週ほど巻くことで ちょうど良い感じに隙間を埋められます。 |
二次側が済んだので次は一次側です。 一次側も同じようにステンレスたわしを インナーサイレンサーとマフラーの隙間に詰めていきますが 割り箸のような長い物でステンたわしを押し込みます。 インナーサイレンサーが出来るだけマフラーの中心に くるようにまんべんなく詰めていきます。 |
最後にステンたわしが飛ばないようにフタをするため 42~43ミリのバッフルを使いますが 今回はデイトナの43ミリのバッフルを使いました。 |
バッフルの先端部分がインナーサイレンサーに干渉して 奥まで入らなかったので金ノコで先を切り落としました。 切断を行うのがめんどうな場合は 飛び出し量が少ない南海部品の2WAYバッフルや POSHのバッフルを使い イモネジでマフラー内に固定します。 ただ、狭いマフラー内で イモネジを締める作業はなかなか大変なので 出来るだけ短い六角レンチを使う必要がありますね。 |
切断して10ミリほどの飛び出し量にしましたが 簡易的なサビ止めとして 油性マジックで切断面を塗っておきます。 |
後はサイレンサーの二次側に詰めるだけですが 当然そのままではスポスポ抜ける状態になるので 最初にビームスマフラーの時に行った プライヤーでバッフルの縁を広げる加工を行い 適当な物で叩いて圧入するか 写真にも写っていますが M6のイモネジを締めて固定します。 その両方を行うとより強固に固定出来ますよ。 これでショートマフラーの消音加工は完了です。 |
LCIのショートマフラーは レーシングマシンようなサイレンサーなので ビジュアル的には最高なのですが サイレンサーのサイズが小さいだけに 排気音を押さえ込むにはそこそこ手を施す必要がありましたが 結果的には政府認証マフラー並に音量を押さえ込めました。 しかし、加速性能はぶっちゃけ純正マフラーよりも劣り 最高速度は10Km/h近く落ちました。 しかし、それは高回転域での話であり 低・中回転域ではほとんど純正マフラーと同じなので 街中での走行では全く問題はありせんでした。 |