Ninja ZX-25R フルエキゾーストシステム 公道編 Vol.3 |
次は見た目がレーシーなLCIのショートマフラーでも 排気音を小さくしてみます。 ショートマフラーに使われているバッフルは ちゃんと口径が絞られているので このまま使いたいと思います。 |
右がショートマフラーのバッフルですが 今回はビームスマフラーに使った左の キャップ付きバッフルのキャップを利用したいと思います。 |
ハンマーでキャップを叩くか コンクリートのような硬い所に キャップ部分を打ち付けると圧入できます。 これだけで排ガスがストレートに外に抜けなくなるので 消音効果を得られます。 |
サイレンサーの一次側には ビームスマフラーと同じように センターパイプと挟み込んで固定するタイプの 消音器を使いますが 右側の先が細いタイプじゃないと入りませんでした。 |
当然ですがキャタライザーも ビームスマフラー同様に取付できます。 ビームスマフラーとほぼ同じ消音作業を行った訳ですが LCIのショートマフラーの方が面積的にも消音材の量が少ないので どうしても排気音量は大きくなってしまいます。 |
そこで今回は加速性能を落としてでも 見た目がレーシーでしかも静かなショートマフラーで走りたい という願望を叶える為に さらに踏み込んだ消音作業を行ってみます。 という事で用意した消音器は デイトナの排気干渉消音タイプのインナーサイレンサーで 47.5×32×200mm(96260)を使いました。 このインナーサイレンサーの特徴としては 消音効果はかなり大きいのですが それだけ排気抵抗が大きくなるので 高回転域での加速性能がかなり落ちます。 |
これが今回使う長いタイプのインナーサイレンサーですが どのサイズを選んでも出口部分の太さが違うだけで 中間パイプの太さはすべて32ミリで同じです。 |
さらに消音材というか デイトナのインナーサイレンサーを固定する為にも ステンレス製のたわしを使いました。 ステンレスたわしはこのように バラバラにならない程度に小分けに切り取る事で サイレンサーの中に詰めやすくなりますよ。 普通のハサミだと刃がやられる可能性があるので 万能ハサミのような金属対応のハサミで切ります。 |