YAMAHA YZF-R25 純正マフラーのダウンマフラー化 Vol.6 |
世の中には様々なマフラーカッターが売られています。 果たしてYZF-R25に合うマフラーカッターは存在するのでしょうか・・ 取り付けてみたいと思います。 ちなみに真ん中の一番大きい(幅180ミリ)の2本出しは どう考えても取付出来ませんでした。 ちなみに排気音の音量問題を解決させる為に 51パイのマフラーカッターの上に被せて取り付けます。
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重なるようにくっついている85パイの2本出しマフラーカッター。 ビジュアル的な印象は凄まじいですが これでも大きすぎてスイングアームに干渉しています。 しかも重量が約800gもあるので ちゃんとしたマフラー並に重く、ステーを使って固定しないと 純正マフラーが折れてしまう可能性も出てきますね。 これが曲げタイプで口径が50パイくらいだと理想的なんですけどね・・
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カーボン模様の小ぶりなストレートのマフラーカッター。 まあ、悪くはないですけど カーボン模様の安っぽさが気になりますね・・ やっぱり口径が大きくなるだけでも存在感が出ますね。
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63パイの曲げタイプのマフラーカッター。 今回はマフラーカッターに重ねているので 飛び出しが大きくなって少し印象が変わりましたね。 ビジュアルを重視するなら、これが一番無難な感じがします。 |
最後の最後にちょっと気になっていた セイワのターボカッターMを試してみました。 ターボカッターSの51パイから63パイに口径が拡大しました。
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外径が大きいので、37パイからのマフラーにしか 取付出来ないと書いてありますが 32パイのYZF-R25でも、固定するネジを 1本だけ20ミリの長いネジに変えるだけで取付出来ました。
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重量は、269gでターボカッターSの215gより、54g重くなりました。 気になる音ですが、やっぱりうるさいですね・・ 前回取り付けた63パイの曲げタイプとほぼ同じで 口径が明らかにYZF側のマフラーより大きいので 消音材がほとんど効いていません。 走行テストも行いましたが、最高時速が152Kmしか伸びず ノーマルマフラーより性能が落ちてしまいました。 つまり、純正のサイレンサーをただ外しただけでは 加速性能は落ちてしまうという事になりますね。
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という事で、結局セイワのターボカッターSが 重量、音量、性能共にベストでした。 やはり、この小さいサイズじゃないと マフラーとマフラーカッターの隙間を密閉出来ないので マフラーとしての役目が果たせないようですね。 前回取り付けた時よりバージョンアップさせて 付属のイモネジを使わずに超低頭(M5×12ミリ)に変えました。 下側の一本だけ少し長いM5の15ミリを使っています。 これで外から見ても固定のネジが目立たなくなっています。
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YZF-R25のダウンマフラー・・ついに完成ですね。 最高時速は、伏せない状態で155Kmだったので ノーマルマフラーと同じですが 最高速に到達するまでの時間は短縮できます。 9500回転~12500回転で最高のパフォーマンスを発揮し ノーマルマフラーでは味わえない力強い速度の伸びを味わえますが 7000回転までのトルクは痩せます。 でも、ノーマルマフラーと比べて大幅な軽量化が出来るので その恩恵は加速やブレーキ、コーナーリングに生かせます。 エキゾーストにくっついたメインサイレンサーのおかげで 簡単にマフラーを作る事が出来ましたが 逆にいうと、メインサイレンサーの後から どんなに抜けの良いマフラーを付けても限界があるので YZF-R25で本腰を入れてパワーを上げるなら フルエキゾーストのマフラーに変える必要があると思います。 ここでもう一度、ダウンマフラーのサウンドをお聞き下さい。
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