X FORCE グリップヒーターの取付 Vol.4

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キジマのグリップヒーターGH10付属品

グリップヒーターを車体に差し込む前に

ワイヤーを固定するリングを取り付けます。

3種類のリングが付属しているので

XフォースではBタイプを使います。

その他にはバーエンドの代わりとなるキャップや

スペーサーが付属していますが

Xフォースの場合はスペーサーを使うと

スロットルスリーブの動作が悪くなったので

今回は使いません。

 

リングを固定する位置は純正グリップを参考にして

真上にワイヤーのタイコを固定する穴を持ってきた時に

ケーブルが下向き(7時の方向)に来るように取り付けます。

 
Xフォース(SG79J)ハンドルバー右

それではグリップヒーターを差し込みますが

ハンドルバーが乾いていたら

適当なグリスを薄く塗っておきますが

スリーブ等は樹脂製なので

硬めのシリコングリースが適していますね。

 
Xフォース(SG79J)グリップヒーターワイヤー固定

あとはグリップヒーターを差し込んで

逆の手順でアクセルワイヤーを固定しますが

ワイヤーを固定するリングにも

シリコン系のグリスを塗っておきます。

そしてスイッチボックスを元に戻しますが

ハンドルバーの穴にスイッチボックスの中にある

突起部分を合わせるように固定し直します。

 

グリップヒーターのケーブルの位置を確認しますが

左が何もしていない状態で

右が最大までグリップを捻った状態です。

どの位置でもケーブルが

下の方向を向いていたら問題ありません。

これでアクセルワイヤーの張り具合を元に戻せますが

ハンドルを左右一杯に切ると

アクセルワイヤーの張り具合も変わるので

どちらに切っても勝手にアクセルが開かないように

多少の遊びをワイヤーに持たせておきます。

 
Xフォース(SG79J)グリップヒーター右側配線固定

あとは他のケーブルと同じルートで

車体の前までケーブルを持っていきます。

そしてグリップを捻った時にも

ケーブルが無理をしないように余裕を持たせた状態で

結束バンドを使って他のケーブルと一緒にまとめます。

 

あとはバーエンドを固定しますが

車体右側は中のバー部分の飛び出しがほとんど無いので

グリップヒーターに付属のキャップを取り付ける事も可能です。

 

とりあえず純正バーエンドを固定し直すとこんな感じになりますが

車体右側はグリップとバーエンドの間には

少しでも隙間がないとグリップが回せなくなるので

社外品のバーエンドを固定する場合は注意します。

 

車体左側は中のバー部分が結構出ているので

付属のキャップは使えませんね。

純正のバーエンドを取付直すのが無難ですが・・

 
デイトナのバーエンド67816

この際、社外品のバーエンドを用意しておいても良いですね。

Xフォースのハンドルバーの両端は中が空洞なので

大抵のバーエンドは固定する事が出来ます。

その際には付属のゴムとナットを使って固定します。

写真のような薄いバーエンドを使うと

車体の幅を小さく出来ますし

長いバーエンドを使うと

万が一、車体が倒れた時にはスライダーとして

車体を支えて貰える可能性があります。

 
Xフォース(SG79J)社外品バーエンド

薄いバーエンドを固定するとこんな感じになりますが

ネジを締める事で端のナットがゴムを締め付け

潰れてゴムの外径が膨らむので中で固定される仕組みです。

 

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