X FORCE グリップヒーターの取付 Vol.4 |
グリップヒーターを車体に差し込む前に ワイヤーを固定するリングを取り付けます。 3種類のリングが付属しているので XフォースではBタイプを使います。 その他にはバーエンドの代わりとなるキャップや スペーサーが付属していますが Xフォースの場合はスペーサーを使うと スロットルスリーブの動作が悪くなったので 今回は使いません。 |
リングを固定する位置は純正グリップを参考にして 真上にワイヤーのタイコを固定する穴を持ってきた時に ケーブルが下向き(7時の方向)に来るように取り付けます。 |
それではグリップヒーターを差し込みますが ハンドルバーが乾いていたら 適当なグリスを薄く塗っておきますが スリーブ等は樹脂製なので 硬めのシリコングリースが適していますね。 |
あとはグリップヒーターを差し込んで 逆の手順でアクセルワイヤーを固定しますが ワイヤーを固定するリングにも シリコン系のグリスを塗っておきます。 そしてスイッチボックスを元に戻しますが ハンドルバーの穴にスイッチボックスの中にある 突起部分を合わせるように固定し直します。 |
グリップヒーターのケーブルの位置を確認しますが 左が何もしていない状態で 右が最大までグリップを捻った状態です。 どの位置でもケーブルが 下の方向を向いていたら問題ありません。 これでアクセルワイヤーの張り具合を元に戻せますが ハンドルを左右一杯に切ると アクセルワイヤーの張り具合も変わるので どちらに切っても勝手にアクセルが開かないように 多少の遊びをワイヤーに持たせておきます。 |
あとは他のケーブルと同じルートで 車体の前までケーブルを持っていきます。 そしてグリップを捻った時にも ケーブルが無理をしないように余裕を持たせた状態で 結束バンドを使って他のケーブルと一緒にまとめます。 |
あとはバーエンドを固定しますが 車体右側は中のバー部分の飛び出しがほとんど無いので グリップヒーターに付属のキャップを取り付ける事も可能です。 |
とりあえず純正バーエンドを固定し直すとこんな感じになりますが 車体右側はグリップとバーエンドの間には 少しでも隙間がないとグリップが回せなくなるので 社外品のバーエンドを固定する場合は注意します。 |
車体左側は中のバー部分が結構出ているので 付属のキャップは使えませんね。 純正のバーエンドを取付直すのが無難ですが・・ |
この際、社外品のバーエンドを用意しておいても良いですね。 Xフォースのハンドルバーの両端は中が空洞なので 大抵のバーエンドは固定する事が出来ます。 その際には付属のゴムとナットを使って固定します。 写真のような薄いバーエンドを使うと 車体の幅を小さく出来ますし 長いバーエンドを使うと 万が一、車体が倒れた時にはスライダーとして 車体を支えて貰える可能性があります。 |
薄いバーエンドを固定するとこんな感じになりますが ネジを締める事で端のナットがゴムを締め付け 潰れてゴムの外径が膨らむので中で固定される仕組みです。 |