X FORCE グリップヒーターの取付 Vol.2

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Xフォース(SG79J)純正バーエンド

それでは車体側で作業を行いますが

まずはハンドルバーの両末端にあるバーエンドを外します。

矢印の隙間に内張外しやマイナスドライバーのような

先が細い工具を差し込んで浮かせても外せますし・・

 

傷が付かないようにビニルテープでバーエンドを

グルグル巻きにしてからプライヤーで掴んで

回しながら抜き取れます。

写真を見れば何となく分かりますが

このバーエンドは再利用不可部品です。

試しに再利用してみましたが

簡単に外れるような事はないのですが

外れやすくなっています。

 
Xフォース(SG79J)ハンドルバーの端

とりあえず左右のバーエンドが外れました。

 

まずは車体左側のグリップから外しますが

純正グリップを再利用する予定がない場合は

カッターナイフで切って取り外しますが

グリップを無傷で残したい場合は

独自のシリコンヘラブレード工法を行うので

このような120mm前後の長さのコーキングヘラの裏表に

シリコンスプレーをたっぷり吹きます。

 
Xフォース(SG79J)左グリップ外し

そしてグリップとハンドルバーの隙間に差し込んで

左右に小刻みに揺らしながら奥までヘラを差し込みます。

そしてヘラを抜いたらまたシリコンスプレーを吹いてから

違う所に差し込みます。

これを3~4ヶ所くらいに行うと

グリップがハンドルバーから完全に独立するので

捻ってみて回ったら外せます。

ただ、車両によっては

ボンドの量が規定よりも多く塗りたくられている個体があるので

ヘラが奥まで通らないです。

その場合はカッターナイフでカットして外すしかないですね。

 

これでスルッとグリップが抜き取れます。

 

残っているボンドのカスを取り除きますが

パーツクリーナーを吹いたウエスで擦ると簡単に取れますよ。

 

とりあえずグリップヒーターを1/3ほど差し込んでみて

差し込む時の硬さを調べておきます。

スルッと差し込める場合と

なかなか差し込めない場合があり

取付する時の難易度が変わります。

 

ここからは素早く作業を行いますが

剥き出しになっているハンドルバーの端から

1/3程度にウルトラ多用途ボンドをしっかり塗ります。

ボンドの色は透明でも黒でも何でも良いのですが

ソフトタイプの方が圧倒的に差し込みやすいですね。

くれぐれもハードタイプは使わないで下さい。

 

そして素早くパーツクリーナーを

グリップ内部全体がベタベタになるくらい吹きかけます。

 

そして素早くハンドルバーに差し込んで

ボンドを全体に広げる為に回転をさせながら

スイッチボックスに当たるまで差し込みます。

あと数センチでスイッチボックに当たる所まで差し込んだ時には

ボタンが正しい位置に来るように

調整しながら回して差し込みます。

結構な力を掛けないと入っていかない場合があるので

もう片方の手でミラーのアームを掴んだりして

バイクが動かないようにホールドさせながら

押し込めるようにします。

 
Xフォース(SG79J)グリップヒーター左側固定

グリップヒーターの端を押しながら

もう片方の手で捻りながら差し込む方法も有効です。

 

スイッチボックスまで差し込んでしまうと

グリップを回すのが硬くなるので

端まで到達するまでに回してボタンの位置を

定位置に持っていく事が需要です。

基本はボタンの角度が垂直の90度になるように取り付けますが

親指で押しやすい好みの角度に固定しても問題ありません。

ただ、ウインカースイッチ等を押す時に

邪魔にならない角度にする必要はありますね。

 

スイッチの丁度真裏あたりからケーブルが伸びているので

他の配線と同じようにカバーの隙間から通して

車体の前側まで持っていきます。

 

とりあえずここまで配線を通せたら

左側のグリップヒーターの取付は、ほぼ完了です。

 
Xフォース(SG79J)グリップヒーター左側配線固定

あとは結束バンドを使って他の配線と一緒に束ねておきます。

 

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