SUZUKI SV650 グリップヒーターの取付 Vol.3 |
次は車体右側のスロットルスリーブ側に グリップヒーターを取り付けするので まずはアクセルワイヤーのゴムカバーをスライドさせて 中にある黄矢印のロックナットを素手で しっかり端まで緩めてから 赤矢印のアジャスターを回して ロックナット側の端まで緩めます。 |
次はスイッチボックスを外すので 真下にあるプラスネジを外します。 |
パカっとスイッチボックスを開いたら アクセルワイヤーがあるので 適当な細い工具を使ってワイヤーを引っ掛け 末端のタイコをスリーブから外します。 アクセルワイヤーが緩いと簡単に外れるので ハンドルバーを左右に切ったりして もっともアクセルワイヤーが緩む状態で作業を行います。 |
片方のワイヤーが外れれば スロットルスリーブはグラグラになるので もう片方のワイヤーは簡単に外れますよ。 |
ワイヤーが外れたらスロットルスリーブを抜き取ります。 |
グリップヒーターにBタイプの巻き取り部品を差し込みますが 純正グリップとだいたい同じ位置に ワイヤーのタイコが来るように取付します。 |
ハンドルバーが乾いていたら 適当なグリスを薄く塗っておきます。 |
まずは先に付属のスペーサーを通しておきます。 これは車体の個体差によっても有無が変わってくるので グリップヒーターを取り付けた後 スロットルを捻ってみて回転する抵抗が大きい場合は スペーサーを外してグリップヒーターを固定します。 |
グリップヒーターを差し込み逆の手順で ワイヤーを固定しますが ワイヤーが接触する巻き取り部分にも 適当なグリスを塗って スペーサーは巻き取り部分のすぐ真横に設置します。 スイッチボックスの固定はハンドルバーの穴に 突起物が刺さる位置でしか固定出来ないようになっています。 |
ここでスイッチボックスのネジは固定せずに 片方の手でスイッチボックスを掴んで仮止め状態にして グリップの電源ケーブルが適正な位置にあるか スロットルを回して確認します。 写真左は何もしていない状態で 写真右はフルスロットル状態なんですが ケーブルの向きは7時~4時の方向になるのがベストで ブレーキレバーには触れないようにします。 アクセルワイヤーは付けたままでも スロットルスリーブは抜くことが出来るので 巻き取り部分に差し込み直して ケーブルの位置を微調整します。 |
グリップヒーターのケーブルを他の配線と同じルートで通し ヘッドライト裏から車体左側の燃料タンク前まで持って行き 結束バンドを使って他の配線と固定しますが スロットルを捻っても ケーブルが無理をしないように固定します。 |