YAMAHA NMAX ウェイトローラーの交換作業 Vol.2

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NMAXのクランクケース内

クランクケースカバーが外れました。

次は、いよいよ左側にあるドライブプーリーを外します。

プーリーは手間のドライブフェイスと奥にあるプーリーの2枚で

Vベルトを挟み込んでいて、奥にあるプーリーの中に

ウェイトローラーが入っているので

手前のドライブフェイスから順に外していきます。

まずは、矢印のセンターのナット(17ミリ)を外します。

ナットの後ろにはワッシャーが2枚噛ましてあるので

組むときに順番を間違えないように・・

 
ドライブフェイス

ドライブフェイスが大きすぎて

一番使いやすいデイトナのバンドホルダーが使えませんでした・・

 
ドライブフェイス

ちょっと使いにくいユニバーサルホルダー

ドライブフェイスの穴に引っかけて固定しながら

センターのナットを外します。

ナットが外れたらそのままプーリーを手前に外します。

 

外側のドライブフェイスが外れました。

後は奥にあるプーリーを手間にスライドさせて外します。

奥のプーリーは、プーリーの裏側にある

ランププレートと呼ばれてるフタの2枚で構成されているので

裏にあるランププレートごと外します。

Vベルトが邪魔になるので下に避けながらプーリーを外します。

NMAXは、金属パッキンも相当邪魔をしてきますので

パッキンを変形させないように気をつけてください。

 

ちなみに手前のドライブフェイスと奥のプーリーの間には

薄いワッシャー(ボスワッシャー)がありますので

先に外して無くさないようにしてください。

そのワッシャーの奥にあるセンターのシャフト(プーリーボス)は

抜けやすいので、プーリーを外す際に

地面に落とさないように気をつけてください。

 

奥のプーリーが外れるとこんな感じになります。

 

奥にあったプーリーの裏側です。

左側の棒がプーリーボスです。

ランププレートと呼ばれているフタを外します。

 
NMAXのプーリー

ランププレートを外すと矢印のウェイトローラーが

6個入っていますので、任意の重さの物に交換します。

 

ウェイトローラーは基本的に、金属と樹脂の2ピース構造で

ウェイトローラーの種類によっては裏表があります。

矢印のように樹脂が金属をたくさん覆っている方を

プーリーの回転方向の後ろ側にセットし

遠心力で中の金属が飛び出さないようにします。

 

こんな感じで、赤い線の所に

樹脂で多く覆われている側がくるようにウェイトローラーをセットします。

黄矢印のようにウェイトローラーが当たる部分は汚れているので

ウェイトローラーを交換するついでに清掃しておきます。

 

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