KAWASAKI ニンジャ400 インプレッション Vol.1

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Ninja400(EX400G)

最良なのはNinja400?それとも250?・・650は?

2013年に登場した前のモデルである

ニンジャ250(EX250L)の走りや特にデザインが優秀すぎて

正直、ニンジャ400には見向きもしなかったけど

今回の新型ニンジャ400と250は

エンジン関係以外のパーツを統一してきた。

そうなるとデザインの面で400か250かを選択する要素は無くなり

単純にエンジンパワーや車両重量で選ぶ事になるのだけど

重量でも400と250ではカタログ値で1Kgしか変わらない。

もうあとはエンジンパワーや車両価格、

維持費の違いで判断するくらいしかないのです。

厳密に言うと車体のカラー設定も微妙に違うけどね・・

購入時の価格差は車両本体価格で約7万円ほど400ccが高く

自賠責が強制的に3年間の設定になるくらいで

250ccも自賠責を3年にすれば購入時の諸経費はほとんど同じです。

維持費については400ccでも3年で乗り換えを想定するなら

車検の要素は無視出来ますね。

ニンジャ250に価格差分の7万円のマフラーを付けたとしても

加速力では到底ニンジャ400に追いつける訳がないので

そういう所からもニンジャ250ユーザーだった私が

今回は400ccのニンジャを選んだ理由です。

ニンジャ400を選んで本当に正しかったのかどうか

今回はそれを見出す為にもインプレッションを行いたいと思います。

正直、先代のニンジャ400の要素は

もはやエンジンしか残っていないと言い切って良いので

今回は主に先代のニンジャ250と比較しています。

ちなみにニンジャ650は400よりも

10万8000円ほど価格が跳ね上がるので

250と400の価格差よりも大きいです。

しかし、ニンジャ650はETCが標準装備なので

ニンジャ400にオプションのETC車載器キットを付けるとなると

ニンジャ650と400の価格差は約7万6000円まで縮まります。

ただ、車両重量が約26Kgも増えるので

250と400の仲間に入れてはいけないというか

取り回しや走りはもはや別物だと言えますけどね・・

 
2018Ninja400

デザイン・外装

デザインは先代のニンジャ400を切り捨てて

ニンジャ250のデザインの方向性に

ニンジャ400が歩み寄って統一した感じなので

デザインは先代のニンジャ250の

正常進化版と言って良いですね。

最初は先代モデルのニンジャ250の方が

カッコ良かったんじゃないかと思っていましたが

車体全体を見ると凝ったカウルの構成など

今回のニンジャの方がデザインに深みがあって

見る度に発見があるので段々と

優秀なデザインなんじゃないかと思えてくるようになりました。

ミラー自体のデザインは

先代のニンジャ250と変わっていないのですが

アームが長くなり、より上に向かって伸びているので

ミラーに自分自身の腕が映り込む面積がほぼ無くなって

後方がよく見えるようになりました。

先代のニンジャ250のフェンダーレスのようなナンバーステーも

ちゃんと引き継がれていますね。

 
Ninja400ヘッドライト

ロービーム

ヘッドライトにはLEDが採用されていて

ロービームでも2灯状態なので

前のモデルと比べても広範囲に光が広がります。

LEDだからといって無駄にヘッドライトを細くしていないので

LEDライトにありがちなスポット光的な感じも全く無く

外灯のない夜道でも安心して走れます。

 
Ninja400ヘッドライトハイビーム

ハイビーム

ハイビームにすると中心付近のバルブが点灯して

4灯状態になりロービームの上側に向かって光が広がります。

このハイビームも優秀で

ちゃんと光が広範囲に広がってくれますね。

LEDヘッドライトのハイビームは

照射範囲の狭い残念なバイクが多いのですが

このニンジャはちゃんと使えるハイビームだと思います。

 
Ninja400テールランプ

テールランプにはヘッドライトと同様に

LEDが採用されていますが

ウインカーは前後とも白熱電球ですね。

 
Ninja400ハンドル位置

ライディングポジション

先代のニンジャ250の楽なライディングポジションは

250ccクラスのスポーツバイクの見本というか

スタンダードになりましたが

今回もレーシーな見かけに寄らず楽なライディングポジションです。

ただ、大きく変わった所はステップの位置で

先代のニンジャ250では後ろ気味だったのが

車体前方側に少し移動した事で

背筋が自然に起きる姿勢になり

より楽な姿勢で運転出来るようになっています。

 

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