KAWASAKI ニンジャ400 インプレッション Vol.4

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Ninja400フロントブレーキ

フロントブレーキ

ニンジャ400を選ぶにあたり一番不安だったのか

やっぱりブレーキですよ。

400ccにシングルディスクで

本当に大丈夫かよって思いますが

意外に不安感もなく普通に止まれましたが

やっぱり車体の重量が先代のニンジャ400と比べて

44Kgも軽量化された恩恵は相当なようですね。

それでも400ccクラスのダブルディスクのバイクと比べれば

当然、ブレーキレバーを握る力に対しての

制動力では圧倒的に負けるので

400ccのスポーツ系のバイクの中では

ちょっと力を入れないと止まらない印象ですが

その分、制動力の立ち上がりが穏やかなので

ある意味コントロール性が高いとも言え

一概にシングルディスクが悪い訳ではないと思います。

今回からABSが標準装備された事で

とりあえずABSが効くまでブレーキレバーを

しっかり握ってあげれば確実に止められます。

ブレーキも当然、ニンジャ250も同じ物なので

これも400ccとパーツを共有化した事による恩恵が大きく

先代のニンジャ250と比べると

ローターのサイズが大きくなっています。

つまり、250ccとして見れば

中の上といった印象のブレーキですが

400ccとして見れば中の下・・といった感じになります。

ニンジャ400と250を比べた場合

街中でのブレーキングでは特に違いはないのですが

タイヤの限界までフルブレーキングした場合だと

やはりラジアルタイヤを履くニンジャ400の方が

グリップ力が高いので制動距離が短くなり

安心感がありますね。

 
Ninja400リアブレーキ

リアブレーキ

リアブレーキに関しては特に先代のニンジャ250から

目立った変更点はなく

フロントと同じくキャリパーのデザインが変わったくらいですが

フロントよりも制動力の立ち上がりが鋭く

しっかり効く印象ですね。

先代のニンジャ250同様に前後で

同じキャリパーを採用しているのですが

ブレーキパッドの素材が違っています。

 
Ninja400収納スペース

ユーティリティ

収納スペースも先代のニンジャ250と

同じ構成になっていてフタで上層と下層に仕切られています。

250ccクラス最高レベルの優秀な収納スペースは

今回も健在ですね。

 
Ninja400

フタを開けるとさらに深い収納スペースがあります。

 
Ninja400

そして今回さらに進化したのはこのワイヤーですよ。

引っ張ってみると・・・・

 
Ninja400バッテリー位置

なんとメインシートが外せます。

つまりメインシートを外すのに工具が必要ないのです。

先代のニンジャ250はオフ車みたいに

いちいちサイドカバーを外さないと

メインシートのボルトが出てこなかったので

これは何よりももっとも進化した所ではないでしょうか。

この構造は他のメーカーもマネして欲しいくらいですね。

メインシート下には車載工具とバッテリーがあります。

 
Ninja400車載工具

ちなみに車載工具の内容はこんな感じで

かなり充実した内容になっていますね。

 
Ninja400ヘルメットホルダー

標準でヘルメットホルダーが装備されています。

今回のニンジャ400・250のユーティリティは

ほぼパーフェクトに近い完成度ですが

シガーソケットの電源は残念ながら

オプション扱いになっています。

 
Ninja400リアシート

ちなみにリアシートにはベルトが付いていますが

使わない時にはこのようにシート下に

収納出来るようになっています。

 
Ninja400ミラー

ミラーは先代同様、無段階の調整式ではなく

定位置まで動かすとカックンと固定されるタイプです。

このタイプのミラーが一番使いやすいですね。

 

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