Mazda ND ロードスター ワイパーブレードの選定 Vol.3 |
ワイパーブレードのサイズが決まったので 様々なワイパーブレードを実際に取り付けて試します。 |
NDロードスター純正ワイパーブレード |
デザイン:○ 空力性能:○ 軽量化:△ 汎用性:× まずは、ミツバ製のNDロードスター純正ワイパーブレードから・・ 助手席側のワイパーブレードの幅は475ミリで重量が141g。 最近の自動車では当たり前になりつつある いわゆるエアロ形状のワイパーブレードですね。 たかがワイパーブレードなのに形状なんて関係あるのかよって 思われるかもしれませんが ワイパーブレードに走行風が当たる事によって 乱気流が発生する事は最新のスーパーコンピューターでの シミュレーションによって分かっています。 その乱気流は、そのままリアへと流れて リアウイングを装着している場合、その効果を低減させてしまいます。 そもそもロードスターでは、幌のデコボコで気流が乱れてしまうので リアウイングのダウンフォースが効率よく得られないという 話を聞いた事がありますけどね・・ ちなみにNDロードスターの純正ワイパーブレード(ゴム付き)は 助手席側・運転席側共に同じ価格で1本2916円です。 |
NDロードスター純正のワイパーブレードは空力面だけでなく ほとんどが樹脂で作られているので非常に軽量です。 さすがNDロードスターの純正ワイパーブレードって所ですね。 |
しかーし! ゴムの部分が60gもあるんですよ! つまり、助手席のワイパーブレード自体は81gしかないんですよ。 |
ちなみに同じ長さのゴムで、一般的な6ミリ幅だと30gですからね・・ |
運転席側のワイパーブレードの幅は450ミリで重量が137g。 ゴム部分は57gなので、ワイパーブレード部分は80gでした。 スケールの誤差を1gと考えれば ワイパーブレード自体では助手席と運転席とで 1~2gくらいの差しかない事になりますね。 ワイパーブレード自体には軽量化に○をあげたい所ですが ゴム部分が重かったのが残念ですね・・ |
デザイン:△ 空力性能:◎ 軽量化:◎ 汎用性:△ 欧州からやってきた黒船的なワイパーで フラットワイパーと呼ばれています。 間違いなく今回の企画の本命ですね。 ドイツ車の純正ワイパーブレードとして普及していて 街中ではBMWとかワーゲンのクルマでよく見かける 異常に細いワイパーブレードですね。 従来のワイパーブレーと比べると かなり合理的に作られているので性能では まさに最強のワイパーブレードでしょう。 |
350ミリ幅だと、たったの66gしかありませんよ・・ 純正と同じ475ミリ幅でも80gほどしかないので 圧倒的な軽さがフラットワイパーの魅力ですね。 ワイパーブレード本体もほぼゴムで出来ているので柔軟性が高いです。 ブレード自体の高さもかなり低いので 空気抵抗が極めて少ないのも特徴ですね。 |
350ミリ幅のフラットワイパーのゴム部は12gでした。 金属のフレームが使われていないので圧倒的に軽いのです。 ただ、一般的な6ミリのゴムではないので、替えゴムは近所の どこの店でも買える訳ではないですね。 |
取付は純正ワイパーブレードと同じで フタを開いて取り付けるタイプです。 |
取り外しの場合は、ストッパーが効いているので 矢印のツマミを指で挟みながら抜き取ります。 |
運転席側だけにフラットワイパーを取り付けて見ました。 普通のエアロワイパーと比べると 恐ろしいほどシンプルで合理的な形ですが あまりにもワイパーブレード部分が低すぎて ワイパーアームとの取付部分だけが飛び出しているように見えるので どうも見た目的には美しくないですね・・ 普通のタイプのブレードの方が自然に見えるのは私だけでしょうか・・ |