Mazda ND ロードスター ワイパーブレードの選定 Vol.2 |
350ミリ幅で可動させてみると、全体ではこんな感じになりました。 フロントガラス上部と、助手席の右端は 大きく拭き残しがありますが、運転していてもほとんど 視界に入ってこないので特に気になりませんでしたが 真ん中にある赤枠の拭き残し部分は 太陽光の角度によっては運転していて目障りでした。 注目したいのが黄矢印の所で レインセンサーの感知する所に雨の拭き残しがある事です。 オートワイパーにしていると誤検知に繋がる可能性があるので 車体の液晶画面の設定項目からオートワイパーを解除して 間欠ワイパーにする必要がありますね。 |
運転席の右側にある赤枠は、私の座高(身長170センチの短足)だと フロントフェンダーと拭き残し部分がピッタリ重なっているので 視界の妨げにはなりませんでした。 シートを低くしたり、座高が低い人には 目障りになる可能性が高いですね。 |
レインセンサーに注目してみます。 助手席のワイパーブレードを ワンサイズアップさせて375ミリ幅にしてみました。 微妙にセンサーの上部に拭き残しがありますが 実際に雨の日に走行してもオートワイパーの動作に 影響がないというか、変な挙動は感じませんでした。 まあ、多少はオートワイパーの判断に 影響があるのかもしれませんけどね・・ |
もうワンサイズアップさせて助手席のワイパーブレードを 400ミリ幅で試してみると、余裕でレインセンサー全体を 拭き取る事が出来ました。
この実験結果から・・ 何の問題も起こらないであろう万人に勧められる可能性がある 最小のワイパーブレードの幅は 運転席側:375ミリ 助手席側:400ミリ でした。 シート交換をしていなかったり、座高がそこそこある人は 運転席側:350ミリ 助手席側:400ミリ でも問題ないと思います。 オートワイパーが正常に動くギリギリまで攻めるとなると 運転席側:350ミリ 助手席側:375ミリ でした。
どれを選んだにせよ、助手席側の端っこは拭き取れないので フロントガラスへの撥水コート(ガラコ等)は必須ですね。 |
ワイパーブレードの空気抵抗を抑える小技・・ |
ワイパーアームの位置をギア一つ分下げる事で 空力性能を少しだけ高める事が出来ますよ。 運転席側でこの小技をやると、フロントガラス端(運転席側)の 拭き取る範囲が狭くなるので、影響が出ない 助手席側だけワイパーアームの位置を下げたいと思います。 ワイパーアーム根元のキャップを外してから ↑写真の六角ナット(14ミリ)を外して ワイパーアームの中心にある関節部分を軽く叩くと ワイパーアームが外れますので ギア一個分だけ下げた状態でナットを固定し直します。 |
↑標準位置。 |
↑助手席側のワイパーアームをギア一個分下げた状態。 なんとかギリギリでフロントガラス内に収まっていますね・・ これで風切り音を多少は軽減する事が出来ると思います。 ワイパーアームの長さは、400ミリまでは確認していますが それ以上の長いワイパーブレードや車体の個体差によっては フロントガラスからはみ出してしまう可能性があります。 |