Mazda ND ロードスター スポーツインダクションボックス Vol.1 |
今回はNDロードスターのエアクリーナーをむき出しタイプに 交換してみたいと思います。 今回用意したブツは・・ オートエグゼのスポーツインダクションボックス(MND957)で 純正エアクリーナーフィルターをむき出しタイプにするアイテムです。 ちなみにMND957はエアフィルターが付いていないタイプで MND957XがK&N製のエアフィルターが付属しているタイプなので エアフィルターの分だけ価格が上がります。 オートエグゼ製の乾式フィルターではなく なぜかK&N製のフィルターを付属させているのですが K&N製のフィルターは高性能なんですが オイルが染み込んだ湿式なので エアフロメーターへの影響を考えると、純正のエアフィルターと同じ 乾式タイプのフィルターを使った方が無難な気がしますね。 ちなみに私はNBロードスター時代にK&N製のフィルターを使っていて 走行距離に応じてちゃんと掃除してましたよ・・フィルターを 水で洗って乾かして、オイルを吹いて・・正直、面倒でした。 |
スポーツインダクションボックスの本体です。 ファンネル形状をした枠組みは、ただの樹脂ではなく ガラス繊維を練り込んだ強化プラスチック製(FRP)ですね。 純正エアクリーナーボックスの下側半分がこの枠組みに変わる事で エアフィルターがむき出し状態になります。 |
スポーツインダクションボックスに付属している遮熱板(アルミ製)や ボルトナット類を全て含めた重量は595gでした。 ロングスペーサーまでアルミ製だったので 重量の事もちゃんと考えられているようですね。 まあ、値段が値段だけにそりゃそうだろって話なんですけどね・・ |
今回の作業で取り外される純正部品の総重量は656gでした。 つまり、スポーツインダクションボックスに替える事で 61gの軽量化が出来ますね・・・・・・・ |
それではさっそく作業編・・ 今回も付属の説明書よりも素早く確実に取付出来るように より詳しく説明したいと思います。 まずは、自動車のガレージに行く前に・・ 家で先にスポーツインダクションボックスを組み立てる事で 作業を素早く行えるようにします。 まずは、FRPの枠組みに付属のブラケット類を取り付けていきます。 ブラケットを取り付けるポイントとしては、水平になるように 付属のプラスネジを使ってブラケットを固定します。 というのも、ネジ穴が大きめに開けてあるので ネジを締め込む時にどうしてもズレるんですよ・・ 小さい水平計をブラケットに乗せて取り付けると確実です。 |
エアクリボックスのフックを引っかける小さめの金具を取り付けます。 これも水平になるように取付します。 ここは特に穴開けの精度が悪く、微妙に左右の穴の位置が ズレているので、水平計を使った方が良いですね。 |
ちなみにプラスネジの裏からナットで固定するのですが 使用する工具はかなり小さい5.5ミリなので 予め工具を揃えておいてください。 |
ブラケットの取付が終わったら最後に遮熱板を固定します。 手前の2カ所(反対側にも一カ所)にだけ 付属の小さなスペーサーを噛まして 奥の出っ張り部分と高さを合わせます。 組立は非常に簡単ですが遮熱板の左右を間違えないように オートエグゼのエンブレムを目印に組み立てます。 |
ただ問題なのは、この付属のプラスネジ(M3×12)では 長すぎて上から見ると少し飛び出しているんですよ・・ 右側はスペーサーを噛ますのでちょうど良い長さになりますが 付属している全てのネジが同じ長さなので スペーサーを噛まさない左側の6本は見事に飛び出してしまいます。 これは早急にオートエグゼさんに改善して欲しい所ですね。 しかもプラスネジなのでネジ山も潰れやすいですし・・ |
枠組みがプラスチックで出来ているHKSのフィルターを使うと こんな感じでネジに引っかかってフィルターの片側が浮きます。 もちろん無理矢理押し込むと入りますけどね・・ |
フィルターを取り出してみると 明らかにネジと干渉していて削れていますね・・ 純正フィルターも枠組が樹脂なので同じ感じになるかもですね。 汎用性を高める為にも付属のネジより2ミリほど短い M3×10のボルトを4本ほど用意して ブラケットの取付時に差し替えておくと どんなフィルターでもスムーズにはまると思います。 M3のワッシャーとスプリングワッシャーもお忘れ無く・・ |