Mazda ND ロードスター ブレーキパッドの交換作業 Vol.3
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ブレーキキャリパーのパッドが付いていた所と
ピストンまわりにブレーキクリーナーを吹きかけて清掃してから
ピストンのラバーまわりに耐熱グリスを塗ります。
キャリパーに金具を付けて新しいパッドを
外した逆の手順で元に戻します。
手前のパッドを戻すのは簡単ですが
奥のパッドは、状況が手前からでは見えないので
頭を突っ込んで横から覗きながら作業をします。
適当な工具をピストンの十字型の溝に引っかけて
時計回りに回し、ピストンを戻します。
取り付けていたブレーキパッドの減り具合に応じて
ピストンが外に飛び出しています。
黒いラバーとピストンがツライチになるくらいまで戻します。
ちなみに十字溝の幅は6ミリです。
後は逆の手順でキャリパーを元に戻します。
キャリパーのピストンの戻し方が甘いと
しっかりキャリパーが元の位置に戻らないので
↑裏のボルトが上手く入らないですよ。
これでリア側のブレーキパッド交換の作業は終了です。
ホイールを取り付けて車体を下ろしてから
必ずブレーキを一度、深く踏みこんで
引っ込めたキャリパーのピストンを押し出しておきます。
この作業をせずに一気に4輪のブレーキパッドを交換をした場合は
ブレーキオイルがリザーバーから溢れる可能性があります。
必ず、一カ所の作業が終わったらブレーキを踏んでおいてください。
特にブレーキオイルを一回でも継ぎ足した記憶がある場合は
必ず溢れますので、予めブレーキオイルのリザーバーを確認して
必要に応じて、ブレーキオイルを少し抜いておきます。
ちなみにブレーキローターを交換する場合は
矢印の六角ボルト(14ミリ)2本を外して
ブレーキキャリパーを外します。
結構硬く締めこんであるので出来るだけ大きな工具を使います。
だいたい2回目のパッド交換の時に一緒にローターも
交換する事で効率よく作業が出来ると思います。
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