Mazda ND ロードスター ステアリングの交換作業 Vol.3 |
エアバッグが外れた状態のステアリングです。 |
とりあえず先にステアリングスイッチのソケットを外しておきます。 |
センターにあるナット(21ミリ)を外します。 かなり力がいるので 21ミリの設定があるクロスレンチを使う事をお勧めします。 ステアリングが左側に少し動くとハンドルロックが掛かるので ナットを回してもハンドルが供回りしなくなります。 腕力だけでステアリングを外す場合は ナットを完全に外さずに、ネジに残しておきます。 私も今まで6~7台の自動車のステアリングを 腕力だけで外してきましたが NDロードスターのステアリングは別物で たぶん、ゾウやクマレベルの力が必要です。 まず、常人には不可能だと思うのでナットを外しておきました・・ |
そこで廃材で作った自作のステアリングプーラーを使って 外そうとしましたが、金具がぐんにゃり曲がってしまいました・・ この時点で「そりゃ素手では無理だわ・・」と悟った訳です。 |
素直にステアリングプーラーを使いました。 固定するネジがM8なら何でも合うと思います。 外れる時にですね・・「バコンッ!!」って炸裂音がしました。 絶対素手では無理やん・・って思いました。 |
ステアリングが外れました。 裏のプレートが作業中に動かないように 適当なテープで固定しておきましたが まあ・・別になくても問題ないと思います。 |
付属しているホーン端子と エアバッグの抵抗を取り付けます。 ちなみに取説には、バッテリーを外した状態で長時間放置すると 不具合が出る可能性があるので 抵抗を取り付けた時点でバッテリーを接続し直すと 書いていますが、私のロードスターではバッテリーを外して まる1日放置しても、何も起きていませんので そんなに神経質になる事もないと思います。 作業が終わってからバッテリーを接続した方が ホーンの誤作動を防げますしね・・ |
ホーン端子をボスの穴に通してから 型番が書いてある所をトップになるようにボスを接続します。 そうなると、ホーン端子を通す穴がちょうど真下に来ますよ。 ボスを差し込む時は、一般的な自動車よりも引っかかるので スムーズに刺さってくれませんね・・ ボスを力任せに押し込まず 力を入れなくてもスーッと自然に入っていく所があるので 根気よく探ってください。 ボスによってはすんなり入らない個体もあるで 少し入ったと感じたらグイグイ上下に揺さぶりながら押し込みます。 え~、ここのボスを差し込む作業が今回の山場ですね。 あっさり差し込める人もいるかもしれないし 1時間以上かかる人もいるかもしれませんね・・ 全てはボスのネジ山次第だと思います。 |
ボスを接続する時には、裏にある2本の棒が ボスの穴に通るように裏側も確認します。 それからセンターのナットを仮止めして ボスが外れない状態にしておきます。 プレートを固定しているテープも剥がして大丈夫ですね。 |