Mazda ND ロードスター ストラットタワーバーの取付 Vol.5 |
とりあえず先に、ストラットバーを エアーカウルパネルのボルトに引っ掛けます。 |
ストラットタワー部のボルトにブラケットを通します。 ブラケットとバーを繋ぐボルトはユルユルの状態にしてくださいね。 |
ストラットバーを固定します。 ストラットバー全体のボルト・ナットを 均等に少しずつ締め付けていくのが理想的ですね。 めんどくさいんですけど・・ ブラケットとバーを固定する六角穴付ボルト(8ミリ)は 8ミリの六角レンチと17ミリのソケットを使います。 |
エアーカウルパネルの所は付属している ワッシャーとナット(12ミリ)を使って固定します。 深いのでディープソケットを使います。 ここの2カ所は、強く締め付けすぎないように注意ですね。 |
最後に、元々取り付けてあったECU等を ストラットバーのブラケットに固定し直します。 車体左側のここには、付属のボルト(10ミリ)2本と 純正のブラケットに使われていたナット(10ミリ)2個を使って固定します。 裏からナットを押さえるのに、短いメガネレンチが最適ですね。 ナットは落とさないように注意してください。 |
ここの六角ボルト(10ミリ)を固定する事を忘れないでね・・ |
車体右側も同じように、元々ブラケットに取り付けてあった物を タワーバーのブラケットに固定し直します。 |
これでストラットバーの取付が完了しました。 ね・・引くくらい作業行程が多かったでしょ・・ ディーラーオプションのマツスピのストラットバーの 価格の意味が分かって頂けたと思います。 |
クスコ オーバルシャフトストラットバーのインプレッション |
まず、フィーリング的にはステアリングの反応が硬質になり ゴツゴツ感が増えました。 キックバックも強くなり、切り返しの時の ステアリングの戻りも強くなります。 ある程度フィルターにかけたような、ぼかした伝わり方をしていた 路面からの情報が、よりダイレクトにステアリングに伝わってくるので 上質な乗り味から、リアルスポーツの方向に向かった感じですね。 たぶん、こういった事からNDロードスターのプロトタイプには 取り付けられていたタワーバーが 市販モデルでは外されていた最大の理由かもしれませんね。
ただ、エンスーな人間にとっては このステアリングのフィーリングは期待通りですね。 走り的には、ステアリングの入力に対して 車体の初期反応がよくなります。 コーナーリング中では、フロントのイン側のタイヤの 接地性が若干上がってますね。 ロアアームバーを入れても同じような効果が得られますが すでにNDロードスターではロアアームバーのようなパーツが 装着されているので、ハイグリップタイヤで サーキットを走らない限り、タワーバーだけでも 十分お腹いっぱいですね。
ボディ補強パーツは効果が大きいと 元々のボディ剛性がヤワいというのを証明するような物なので 効果があっても無くても、微妙なんですが 昔のNBロードスターにストラットバーを取り付けた時と比べれば そこまでの効果はありませんでしたが 一般的なクローズドボディの自動車に取り付けるよりは 効果があったという感じですね。 今回改めてNDロードスターのボディ剛性の高さを 実感させられた感じでした。 |