Mazda ND ロードスター ベストなグレードを探る Vol.3 |
リア スタビライザー(アンチロールバー) |
次は走りに影響するエクステリアのパーツを見ていきます。 スペシャルパッケージとレザーパッケージの MTモデルのみにリアスタビライザーが装備されています。 効能としては、コーナーリング中の フロントのイン側のタイヤの接地性が良くなり オーバーステアの方向に向かいます。 あと、リアサスペンションのロール剛性は もちろん上がるのですが、それと引き替えに サスペンションの柔軟性が悪くなり 路面への追従性が落ちるので 余計にオーバーステアな方向に向かいますね。
つまり、リアスタビライザーが装着されていない ベースグレードや6速ATモデルでは 若干アンダーステア気味になるという事ですね。 しかし、リアスタビライザーが装着されているグレードでは 普通の一般的な自動車と比べて 若干オーバーステア気味な味付けなので 特にアンダーステアが気になるような事はないと思います。 リアスタビライザーのオプション設定はありませんが ディーラーにて部品を取り寄せる事で ベースグレードのSや、ATモデルにも装着可能です。 社外品の太めなスタビライザーも売っているので あえてリアスタビの為にスペシャルパッケージの グレードを選ぶ必要はありませんね。
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トンネルブレースバー |
スペシャルパッケージとレザーパッケージの 6速MT車のみに装着されています。 フロア下を補強するアルミ材のパーツですね。 これもオプションの設定はありませんが ベースグレードのSでも 部品を取り寄せての装着が可能です。 6速ATの場合は、ミッションに干渉するので装着できません。
かつて、NBロードスターのフロア下に スチール製の補強パーツを取り付けましたが ボディのブルブルした震えが劇的に改善されたり サスペンションの動きに柔軟性が出て 乗り心地が良くなったり ステアリングからのキックバックが増えたりと オープンボディには効果絶大でした。 純正のフロア下の補強パーツは、空力や重量の問題から どれも薄く作られていますが 社外品の分厚い補強パーツに取り替えて さらに車高を落とした時に注意したいのが 最低地上高の問題で 立体駐車場の床面を擦ってしまう事があります。 入れない立駐も出てきますので駐車する前に フロア下をよく確認しなければいけません。 |