自動車のスペック表に書かれてある全幅は

ボディ部分のみの幅であって、サイドミラーの幅は含まれていません。

でも実際に公道を走る時には

左右のサイドミラーの端から端までの距離（ミラーTOミラー）が

実際の自動車の全幅になる訳ですよね。

つまり重要なのは、全幅よりもミラーTOミラーの幅なんです。

そこでデミオとロードスターのミラーTOミラーの距離を計ってみました。

↑の写真はDJ型デミオで、約1950ミリくらいでした。

ND型ロードスターのミラーTOミラーは

約1910ミリって所ですね。

スペック表でのデミオの全幅は1695ミリで

ロードスターは、1735ミリの3ナンバーサイズなのですが

ミラーTOミラーの幅では

デミオよりロードスターの方が、車幅が狭い事が分かりますね。

という事は、DJデミオと比べて全長も全幅も

NDロードスターの方が短いという事になります。

実際に運転していて、デミオよりもロードスターの方が

車幅感覚が掴みやすいというのも納得がいきます。

つまり、マツダ車で一番コンパクトなクルマは

デミオではなく、ロードスターなんですね。

ロードスターの全幅が大きいのは明らかに

このフェンダーの飛び出しのせいですね。

サイドミラーは、このフェンダーに対して少しだけ

外に飛び出している感じです。

このようにボディに対してミラーの飛び出し量が少ないので

電動格納ミラーにする必要がない訳ですね。

ここだけ見ると、なんだかS2000のように見えます。

リア側のフェンダーも大きく外に飛び出していますね。

今回のNDロードスターは

このフェンダーの飛び出しや形状が特徴的で美しいですね。