HONDA モンキー125 強化クラッチスプリングの取付 Vol.1 |
今回はモンキー125のクラッチスプリングを交換します。 初代グロムからクラッチレバーのフィーリングがフニャフニャで モンキー125になっても今もなお そのフニャフニャフィーリングは続いています。 せめて一般的な125ccクラスのクラッチレバーと 同等のフィーリングにしてシャキっとさせてみたいと思います。 クラッチスプリングを硬くする事でクラッチの摩擦力も上がるので シフトアップした時のクラッチの滑りが少なくなり 変速時のタイムロスが減るので加速性能も多少は良くなりますよ。 今回用意したアイテムは SP武川の強化クラッチスプリングセット(02-01-0144)です。 |
クラッチカバーを外すので ガスケットを使い回してオイル漏れが出るとやっかいなので 新品のガスケットも必ず用意しておいてください。 モンキー125のクラッチカバーのガスケットは 型番:11394-KYZ-900なのでグロムと同じですね。 |
強化クラッチスプリングは今回取り付けるSP武川と キタコから発売されていますが キタコは6個全てのスプリングを交換すると 純正に比べて60%アップするので スプリング1個あたり10%アップする事になります。 均等にクラッチの摩擦材を押し込む為にも スプリングを交換出来る数は2・3・4・6個なので 20%・30%・40%・60%アップの選択が可能です。 SP武川の場合は6個全て交換しても純正と比べて20%アップなので スプリング1個あたり5%アップする事になり つまり、10%・15%・20%・30%アップの選択が可能です。 クラッチレバーをシャキっとさせたいけど 大型バイクのようにクラッチレバーが重くなるのは嫌な場合は SP武川の方を選んだ方がより選択肢が多くなります。 キタコの硬いスプリングは チューンしたエンジン用だと思った方が良いですね。 ちなみにSP武川には20%アップの強化クラッチスプリングもありますが アマゾンでは取り扱っていなかったので もしかすると在庫限りなのかもしれません。 |
それではさっそく作業編です。 まずはエンジンオイルを抜く所から始まりますので オイル交換の時期を見計らって 強化クラッチスプリングに交換するのが経済的ですね。 オイル交換作業の詳細はここのページで説明しているので 分からない所がある場合は参考にしてください。 オイルが落ちきったら新品のドレンワッシャーに付け替えて ドレンボルトを元に戻します。 |
クラッチカバーを外すのに邪魔になるので ステップのプレートを外します。 上が19ミリのナットで下が14ミリのボルトです。 ちなみに元に戻す時の締め付けトルクは 上のナットが54N・mで下のボルトが32N・mです。 |
上側は車体から長いボルトが飛び出しているので 最後まで抜いて適当に引っ掛けておきます。 |
エンジンオイルを完全に抜いてもカバーを開けると 多少のオイルは垂れてくるので クラッチカバーの割れ目の真下にオイルの受け皿か 先ほど使った廃油ボックスを置いておきます。 あとクラッチカバーを置くのにも傷が付かないように 地面に敷物を敷いておきます。 |