JOG125 クランクケースの分解 Vol.4 |
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次はクラッチのセンターにあるナットを軽く緩めておきます。 |
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ここも同じようにクラッチの穴にユニバーサルホルダーを入れて 供回りしないように固定し 46mmのソケットを使って緩めますが ナットが完全に外れると危険なので1周程度だけ緩めます。 取り付け時の締め付けトルクは85N-mです。 |
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ナットが緩まったらクラッチ一式を抜き取ります。 |
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床にクラッチ一式を置いて 手と足でクラッチを床に押しつけながら 先ほど緩めておいたナットを完全に外します。 床に押しつける事でセンタースプリングの圧力が ナットにかからなくなるので素手でも外せます。 |
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ナットが外れたらゆっくりと手と足を上げて スプリングを解放します。 |
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これでドリブンプーリー、クラッチ、センタースプリングを 分解する事が出来ました。 必要に応じてクラッチ等を新品に交換したら 逆の手順で元に戻します。 |
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クラッチ一式を車体に戻す時は 両手でプーリーを握って開き Vベルトを出来るだけプーリーの深い所に 落とし込んでから車体に戻しますが 回転方向の指定があるVベルトの場合は 上から見たときに車体前方に矢印が向くように取り付けます。 |
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クランクケースカバーを元に戻す時の注意点としては 矢印のカラーと黒いガスケットは 車体側かカバー側のどちらかに付いているので カラーはガスケットが付いている側に移設させる事で ガスケットがズレなくなり 取り付け作業がより簡単になります。 ちなみにカラーは2ヶ所にありますよ。 |
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樹脂カバーの内側にある このパーツは外れやすいので取り付ける時には 必ず定位置に装着されているかを確認します。 |