JOG125 クランクケースの分解 Vol.4

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JOG125(SEJ5J)クラッチ

次はクラッチのセンターにあるナットを軽く緩めておきます。

 
JOG125(SEJ5J)クラッチナット取り外し

ここも同じようにクラッチの穴にユニバーサルホルダーを入れて

供回りしないように固定し

46mmのソケットを使って緩めますが

ナットが完全に外れると危険なので1周程度だけ緩めます。

取り付け時の締め付けトルクは85N-mです。

 
JOG125(SEJ5J)クラッチとプーリーの脱着

ナットが緩まったらクラッチ一式を抜き取ります。

 
JOG125(SEJ5J)クラッチ分解

床にクラッチ一式を置いて

手と足でクラッチを床に押しつけながら

先ほど緩めておいたナットを完全に外します。

床に押しつける事でセンタースプリングの圧力が

ナットにかからなくなるので素手でも外せます。

 
JOG125(SEJ5J)クラッチとプーリーの分離

ナットが外れたらゆっくりと手と足を上げて

スプリングを解放します。

 
JOG125(SEJ5J)プーリーとクラッチとセンタースプリング

これでドリブンプーリー、クラッチ、センタースプリングを

分解する事が出来ました。

必要に応じてクラッチ等を新品に交換したら

逆の手順で元に戻します。

 
JOG125(SEJ5J)プーリーとクラッチとセンタースプリング

クラッチ一式を車体に戻す時は

両手でプーリーを握って開き

Vベルトを出来るだけプーリーの深い所に

落とし込んでから車体に戻しますが

回転方向の指定があるVベルトの場合は

上から見たときに車体前方に矢印が向くように取り付けます。

 
JOG125(SEJ5J)クランクケースカバーのシム

クランクケースカバーを元に戻す時の注意点としては

矢印のカラーと黒いガスケットは

車体側かカバー側のどちらかに付いているので

カラーはガスケットが付いている側に移設させる事で

ガスケットがズレなくなり

取り付け作業がより簡単になります。

ちなみにカラーは2ヶ所にありますよ。

 
JOG125(SEJ5J)クランクケースカバーのガイド

樹脂カバーの内側にある

このパーツは外れやすいので取り付ける時には

必ず定位置に装着されているかを確認します。

 

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