JOG125 クランクケースの分解 Vol.3

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JOG125(SEJ5J)ランプレート

プーリーが汚れるとベルトが滑るので

出来るだけ清潔な所にプーリーを置きますが

ランプレート側を上に向けておきます。

 
JOG125(SEJ5J)プーリーとランプレート

ランプレートを外すとウェイトローラーが中に入っています。

ちなみにランプレートにくっついている

樹脂のパーツ(スライドピース)も消耗品になります。

 
JOG125(SEJ5J)ウェイトローラー

JOG125の純正ウェイトローラーは

片面だけに塗装されていますが

構造的には裏表とも同じなので

取り付ける時の向きの指定はありませんが

社外品のウェイトローラーには

裏表が存在する物がほとんどです。

 
JOG125(SEJ5J)純正ウェイトローラーの重量

JOG125の純正ウェイトローラーの重さは12gでした。

 
JOG125(SEJ5J)ドリブンプーリーとVベルト

次は右側のクラッチを分解しますが

この状態でもVベルトの交換が可能です。

Vベルトをプーリーから外す場合は

矢印のドリブンプーリーとクラッチアウターを掴んで

ドリブンプーリーを開きます。

センタースプリングの圧力が強くかなり硬いので

指を挟まれないように注意します。

両手を使うと簡単にプーリーは開くのですが

その場合は足を使ってVベルトを抜き取るという

曲芸を行う必用がありますね。

 
JOG125(SEJ5J)ドリブンプーリーからVベルトの取り外し

ドリブンプーリーを開きつつ

ここの隙間からVベルトを抜き取ります。

そしてドリブンプーリーからそろっと手を離しますが

くれぐれも指を挟まないように気をつけます。

 
JOG125(SEJ5J)Vベルトの回転方向指定

新しいVベルトを逆の手順で取り付けますが

純正のベルト等では回転方向が指定されているので

上から見たときに車体前方に矢印が向くように取り付けます。

ちなみにベルトを一週見ても矢印が書いていないベルトは

回転方向の指定がないベルトです。

 
JOG125(SEJ5J)クラッチアウター

それでは右側にあるパーツを外していきますが

まずはクラッチアウターを外すので

センターにあるナットを外します。

 
JOG125(SEJ5J)クラッチアウターの脱着

クラッチ側も供回りするので

クラッチアウターの穴に

ユニバーサルホルダーを引っ掛けて固定し

24ミリのソケットを使って外します。

取り付け時の締め付けトルクは37N-mです。

 
JOG125(SEJ5J)クラッチアウターとドリブンプーリー

これでクラッチアウターが抜き取れますが

ナットが外れた事で裏側にあるクラッチと

ドリブンプーリーごと外せるようになります。

 
JOG125(SEJ5J)純正クラッチアウターの重量

ちなみにジョグ125のクラッチアウターの重さは712gでした。

 
JOG125(SEJ5J)プーリーとクラッチとセンタースプリング

ちなみに今回は手抜きの方法で

Vベルト交換作業を説明しましたが

通常は、このようにクラッチ一式を抜き取って

両手でプーリーを開いてVベルトを交換します。

こっちの方が作業性が良いのですが

クラッチアウターのナットを外す手間が増えます。

 

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