PCX e:HEV クラッチスプリングの交換 Vol.1 |
今回はPCX e:HEVのクラッチスプリングを交換します。 一般的にはクラッチスプリングを交換する場合 純正よりも硬いバネを使いますが 今回はモーターの加速力をより生かす為にも クラッチミートの回転数を下げる事で 低回転域の駆動効率を高めたいと思います。 という事で今回用意したブツは ホンダ純正部品の22401-GEE-710です。 ズーマー用のクラッチスプリングで PCXには3本使われています。 |
左:JF81型 中:NYC 右:JK・KF47型 純正と社外品のクラッチシューの重量を調べました。 JK型PCXでは先代のJF81型よりも軽量化されていて ほぼほぼNYC製のクラッチシューと同じ重さになっています。 |
それでは交換作業を行いますが まずはクラッチシューを車体から取り外します。 クラッチまわりの脱着作業の詳細は ここのページで掲載しているので 今回は飛ばしますよ。 |
それではクラッチシューを分解しますが まずは3つのE型止め輪を外しますが 飛んでいかないように 片方の手で覆いながら外します。 工具はスナップリングプライヤーを使うのがベストですが 先の細いラジオペンチを使っても代用出来ます。 |
E型止め輪が外れたら先が細くて薄い工具で プレートを浮かせて外しますが 全体を少しずつまんべんなく浮かせるのがコツです。 |
プレートが外れるとクラッチスプリングが現れます。 |
テンションスプリングツールを使って スプリングを外しますが ラジオペンチでも代用出来ます。 |
下がPCX純正のクラッチスプリングで 上が今回取り付けるクラッチスプリングです。 見た目の太さでは先代のJF81型(22401-KVB-900) とほとんど同じ感じですが JK型では22401-KGG-910に変わっています。 |
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