PCX e:HEV クラッチスプリングの交換 Vol.2

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新しいクラッチスプリングを掛け直します。

純正よりも細いスプリングなので簡単に取付できますよ。

強化品のスプリングは太くて硬いので

それだけかなり力を必要とします。

 
JK型PCXクラッチスプリング交換

こんな感じに仕上がりました。

 

後は逆の手順で元に戻すだけですが

プレートを取り付ける時はゴムハンマーのような物で

ピンの周りをトントンして取り付けます。

 

最後にE型止め輪を元に戻せば作業完了です。

 
JK型PCXクラッチシュー

後はクラッチシューを車体に戻すだけです。

 

それではクラッチが繋がる回転数を調べてみます。

まずは純正クラッチスプリングの回転数ですが

役2900回転あたりで車体が進み始めました。

先代のJF81型と比べると約100回転ほど下がっていますが

ほぼ同じ硬さのクラッチスプリングが

使われていると思って良いですね。

ちなみに車体が進み始める回転数は

プーリーとVベルトの接地具合や

乗る人の体重でも変わってくるので

体重が軽い人の方がより低い回転数で車体が進み始めます。

 

今回取り付けたズーマー用の細いクラッチスプリングでは

約2300回転あたりで車体が進み始めたので

約600回転ほど下がりました。

これにより停車時からアクセルを捻ってから

車体が進み始めるまでのタイムラグが少なくなりますし

より低い回転数で速度が出るようになるので

特に時速30Km/h前後のトロトロ運転時は

静かに効率良く走れます。

ハイブリッドのPCXでは

停車時から発進する時のモーターアシストも

より素早く後輪に伝える事が出来ます。

 

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