HONDA PCX e:HEV USB電源の追加 Vol.3 |
カバーが外れたので次はスクリーンを外します。 見えている六角ボルト2本と キャップボルト2本を外すだけで外れます。 ちなみに取付時の締め付けトルクは 上側の六角ボルトは指定が無いので M6の標準締め付けトルクである10N-mで 下側のキャップボルトは 裏側がゴムのウェルナットなので1.5N-mです。 |
次は内側のカバー(フロントメーターパネル)を外します。 まず黄矢印のクリップを6本外します。 クリップの外し方はプラスドライバー等を使って 真ん中を少しへこませてから全体を抜き取ります。 次は赤矢印の左右にある飛び出しに 引っかけてあるのでカバーを浮かしつつ 下にスライドさせるとカバー全体が外れます。 カバーの上側はツメによってメーターカバーと繋がっていますが 緩いツメなので下に引っ張るだけで外れます。 |
これで車体と電装品の接続が行える状態になるので PCXで何を取付するにも この状態にするのが基本になります。 |
真ん中にある穴を覗くと メーカー純正のオプション品を接続させる コネクター類が集まっています。 先代のJF81型まで使えていた4P防水コネクターは e:HEVでは025型の防水10Pコネクターに変わっていますし 普通のJK05型PCXでは防水3Pコネクターが固定されているので 先代まで使えた電源取り出しハーネスは使えなくなりました。 ちなみに内容は防水10Pコネクターが スポーツグリップヒーター用で その近くにある2Pコネクターがインジケーターランプ用です。 防水3Pコネクターと右側にあるギボシ端子はアラーム用です。 |
ちなみに025型防水10Pコネクターの 青/白のコードがプラスのACC電源で 緑のコードからマイナス(アース)が取れますが USB端子と同じ7.5Aのヒューズを共有しています。 |
電源ついでに余談ですが・・ ここにもオプション品のスポーツグリップヒーターを接続させる コネクターが隠れています。 |
ビニルテープを剥がずと防水2Pコネクターと ギボシ端子のオスがあります。 |
とりあえず電源コネクター類は一端おいといて・・ まず先にUSB電源のソケット部分を フロント部分からハンドルバーの所に通すので 配線通しを使ってこの隙間から電源がある穴の所まで通します。 スムーズに通すコツは 予め配線通しを丸く折り曲げて形を作ってから入れます。 |
フロント部分から覗くと、ここの2カ所の隙間が 一番大きい隙間なので通します。 JK型PCXではABSユニットが全てのグレードで装備されているので かなり隙間が狭くなっています。 |
センター部分は狭すぎてどうしても通せない場合は 向かって左側に大きな隙間があるので 少し遠回りにはなりますが ここからだと簡単に通すことが出来ますよ。 遠回りといってもUSB電源の配線は 余るほど余裕があるので問題ありません。 腕が小さい人だと配線通しが無くても通せるほど スペースに余裕がありますよ。 |
それではUSBソケット部分を 配線通しにひっかっけて引っ張ります。 |
ハンドルバーの所までUSBソケットを持ってきたら 後は付属のリングとリピートタイを使って ハンドルバーの好きな所に固定します。 引っかかってなかなか持ってこられない場合は 他の工具(六角レンチ等)を隙間から入れて USB端子を迎えに行ってください。 |