HONDA PCX ハンドルバーの交換 Vol.1 |
今回はPCXのハンドルバーを交換します。 今までハンドルバーを交換した車両の目的は一つで このPCXでも目的は同じです。 ハンドルバーの幅=車両の全幅という事で すり抜け性能を高めて 通勤に最適化させた車両にする為に交換します。 今回用意したブツは エンデュランスのJF81型PCX専用のハンドルバーです。 アマゾンでは取り扱って折らず 楽天市場の直営店でのみ取り扱っていました。 |
上:純正 下:エンデュランス製ハンドルバー どのくらい幅が狭まるのか ハンドルバーの端から端までの距離を測ってみました。 純正が約660ミリで エンデュランス製のハンドルバーは約570ミリでした。 つまり約90ミリほど全幅が狭まる事になります。 これはハンドルバーの全長自体が短くなっている訳ではなく 絞り角が手前に向いている事で幅が短くなっていますね。 |
直接ハンドルバーを重ねてみると絞り角の違いはこんな感じでした。 JF81型PCX専用ハンドルバーと言うことで 最初からスイッチボックスを固定する穴が空いているので 無加工で装着可能です。 |
まずは純正ハンドルバーの重量を量ってみましたが842gでした。 |
エンデュランス製ハンドルバーの重量は741gでした。 つまり約100gの軽量化が出来ますね。 |
あと社外品ハンドルバーを取り付けるにあたり 純正のバーエンドは固定出来ないので 社外品のバーエンドを用意する必要がありますよ。 純正のバーエンドはネジ穴がないと取付出来ませんが 社外品のバーエンドはボルトにゴムを通す事で ゴムを潰して穴に引っ掛けるので ネジ穴でも筒状でもどっちにでも固定が出来ます。 もっとも一般的な内径18パイに使用するバーエンドを用意するのですが 写真のようにバーエンドから少し飛び出しのある物を使います。 飛び出しというかスペーサーがある事でスロットルスリーブとの クリアランスが出来るのでスロットルを回す事が出来ます。 まあ、ワッシャーをスペーサーとして使えば 基本どんなバーエンドでも固定出来ますけどね・・ |
それではさっそく作業編です。 まずは左右のハンドルバーの端にあるバーエンドを外します。 プラスネジを外すだけなんですが ネジ山をなめやすいのでしっかり車体に押しつけて外す事と そもそもネジ山にピッタリ合わないプラスドライバーは 使わないようにします。 |
バーエンドが外れました。 とりあえず左右のハンドルバーを外したら 車両右側から作業を説明しますよ。 |
まずはブレーキリザーバーの下にある平端子を 2本抜いておきます。 |
それから六角のキャップボルトを2本外して ブレーキリザーバーごとミラーやブレーキレバーを外します。 |
メーターパネルの窪みの所に キズが付かないように適当な物を敷いて置いておきます。 |
次はスイッチボックスを外すので プラスネジを外します。 |
スイッチボックスの下側にもプラスネジがありますよ。 |
2本のプラスネジが外れたら スイッチボックスのスイッチがある手前の部分を外します。 ケーブルがキツキツに突っ込んであるので少し硬いです。 |
次にスロットルスリーブからワイヤーを外します。 まずは先に赤矢印の方から外していきます。 |
赤矢印の方はスロットルを捻っていく事で ワイヤーに遊びが出来るので ワイヤーの隙間に適当な小さい工具を通して さらにスロットルを捻っていくと切り欠きからワイヤーが抜けます。 片方が抜けたらグラグラ状態になるので もう片方のワイヤーは簡単に抜けますよ。 |
ワイヤーがスリーブから外れたらスイッチボックスが 完全に外れるので適当に垂らしておきます。 |
後はスロットルスリーブをそのまま抜くだけです。 これで車体右側のスイッチ類は全て外れました。 |