次はハンドルバーのセンターにあるクランプのキャップを外します。

キャップは上下どちらか隙間が大きい方を見定めて

精密ドライバーを突っ込んで外します。

後はクランプのキャップボルトを4本外すだけです。

ちなみにクランプは上下が決まっているので

固定し直す時はポンチで印が付いている方を

車体前方に向けます。

これでハンドルバーが外れます。

新しいハンドルバーをセットし中心になるように

ネジ穴の位置と滑り止め加工のセンターを基準に合わせます。

とりあえずハンドルバーが動かない程度に

クランプを仮止めしておきます。

ハンドルバーを固定する角度は自由なんですが

ここで調整してしまうとスイッチ類が押しにくくなる可能性があるので

スイッチボックスを取り付けた後や全て取り付けた最後に

角度を調整した方が良いですね。

とりあえず左右のスイッチボックスを先に元に戻します。

スイッチボックスにはハンドルバーの穴に固定する

飛び出しがあるのでこれを基準に固定し直します。

右側のスイッチボックスにも飛び出しがあります。

とりあえず左右のスイッチボックスを先に固定し直します。

左側のグリップを固定し直すので

ウルトラ多用ボンドをバーの半分くらいまで

たっぷり塗っておきます。

グリップを回転させながら

スイッチボックスに当たるまでしっかり押し込みます。

純正とは違ってハンドルバーの先端部分は

筒状になっているので・・

社外品バーエンドを使います。

回転しないようにバーエンドを押さえながら

ボルトを回してバーエンドを固定します。

後は逆の手順で元に戻して行くだけです。

という事で作業完了です。

実際に通勤に使っていますが

通り抜けられない隙間は無いというくらいに

何処にでも突っ込んで行けるようになりました。

運転している感覚はまさにママチャリというか

チョッパー系のバイクという感じで

純正よりも手前にハンドルグリップが来るので

シートの後ろ側にゆったり座って運転出来るようになります。

ハンドルバーの幅が狭くなることで起こるデメリットは

ハンドルを切る時に純正よりも重くなる事ですね。

手が短くて純正ハンドルでは遠く感じる人や

気兼ねなくすり抜けしたい人には

最高のハンドルバーだと思います。