HONDA PCX クラッチの交換 Vol.3

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センタースプリングを新しいクラッチユニットにセットします。

 

センタースプリングとクラッチユニットを持ちながら

ドリブンプーリーにセットします。

 

手と足で上から押さえつけてセンタースプリングを縮めて

センターナットをとりあえず手で回せる所まで回して固定させます。

 

Vベルトを引っ掛けます。

 

手でドリブンプーリーを縮ませてVベルトを深い所に

沈み込ませる事で簡単に車体に戻す事が出来ます。

 

車体にクラッチユニットとドリブンプーリーを戻せました。

 

工具を使ってセンターのナットを本締めします。

締める時はユニバーサルホルダーを

地面に当てると締めやすいですよ。

締め付けトルクは54N-mです。

 

最後にクラッチアウターを取り付けて

センターのナットを締め付ければ作業終了です。

締め付けトルクは49N-mです。

 

隙間の多い軽量クラッチアウターを導入する事で

クラッチシューのカラーが生かされますが

そもそもここはクランクケースの中なので

フタを締めてしまうと外からは見えませんよね・・

 

それでは実際に走らせて

NCYのグリーンレーシング強化クラッチの違いを確かめてみます。

まずはPCX純正のクラッチユニットですが

大体3000回転あたりで車体が進み出します。

 

NCY軽量クラッチだと4000回転あたりで

車体が進み出しました。

つまり、クラッチスプリングが硬くなった分

1000回転分ほど遅くクラッチが繋がるようになりました。

クラッチユニットの軽量化やオーバーホールが目的なら

クラッチスプリングはPCX純正に入れ替えた方が良いですね。

クラッチスプリングの交換作業や詳細は

クラッチスプリングのコーナーにて説明しています。

 
 
 
 
 

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