HONDA PCX クラッチの交換 Vol.2 |
クラッチユニットをユニバーサルホルダーで押さえながら センターにある薄いナット(39ミリ)を専用工具で緩めます。 ナットは少し緩めたら後は手で外せるようになりますよ。 |
初めてナットを外す時はかなり硬いので このように適当なジャッキで工具を持ち上げると 力のない方でも簡単に外せます。 |
ナットには常にセンタースプリングの圧力が掛かっているので 手で回すには硬いのですが クラッチユニットの裏にあるドリブンプーリーと クラッチユニットを手で挟む事で センタースプリングが縮むので ナットにバネ厚が掛からなくなり簡単に外せるようにります。 当然ですがナットを外すと このようにクラッチユニットが手前にポヨヨーーン!っと 飛び出るのでしっかり手で クラッチとドリブンプーリーを挟んだ状態でナットを外します。 |
後は残りのドリブンプーリーを手前に持ってきて外すだけです。 |
ただ、Vベルトが短いのでそのままでは ドリブンプーリーをシャフトから抜く事が出来ません。 そこでこのようにドリブンプーリーを広げて Vベルトを深い所に落とし込む事で Vベルトの長さに余裕が出来るので ドリブンプーリーを簡単に外せられるようになります。 |
これでクラッチユニットが取り外せましたが この手抜きなやり方だとセンタースプリングの反発で ケガをする人もいるかもしれないので より安全なクラッチユニットの外し方を載せます。 |
この状態から始めますよ・・ このクラッチアウターが外れた時点で クラッチとドリブンプーリーを丸ごと外せる状態なので 先ほどと同じようにセンターの薄いナットを工具で緩めて 回る状態にしたら全部まとめて手前に外します。 |
純正のクラッチのテイで・・ センタースプリングが効いているので 少し硬いのですがドリブンプーリーを手で縮めて Vベルトを沈ませるとベルトに長さの余裕が出来るので 手前にまとめて外す事が出来ますよ。 完全に車体からクラッチごと外せたら 後はVベルトを外すだけです。 ベルトが外れた途端にセンタースプリングの圧力で ドリブンプーリーが戻る(隙間が無くなる)ので この時に指を挟まれないように注意します。 |
純正のクラッチのテイで・・ ドリブンプーリーごとクラッチユニットが外れたら 地面にこのように置いて 足と手でクラッチ全体を押さえながら 真ん中のナットを手で外す事で センタースプリングのポヨヨーーン!を押さえる事が出来ます。 |
純正のクラッチユニットが外せました。 とりあえず純正クラッチからセンタースプリングを外します。 |