HONDA PCX USB電源の追加 Vol.1

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JF81PCX電源

今回はPCXにUSB電源を取り付けます。

PCXには元々シガーソケットの電源が付いていますが

防水仕様のフタに阻まれて

スマホをナビとして使いなら充電する事が出来ません。

そこで今回はUSB電源を

ハンドルバーの所まで引いてみたいと思います。

という事で用意したアイテムは

デイトナのバイク専用電源2.1A USB 1ポート(93039)です。

見た目がスッキリしているUSB端子が一つしかない

シンプルなタイプを選びました。

アマゾン や 楽天市場 の価格を参考にしてね。

 
デイトナ電源の重量

デイトナのUSB電源の重さは全体で111gでした。

 
デイトナUSB電源

デイトナのUSB電源は中心部分で

2分割に出来るようになっていて

バッテリーを直で繋ぐ事も想定されており

バイクを使わない時は簡単にバッテリーから

USB端子を切り離す事が出来るようになっています。

四角い黒い物体はICユニットで

バッテリーの状態に合わせて電流を制御するので

バッテリーに過度な負荷を与えないようになっています。

さすがにバッテリーと直で繋げるのは芸が無いので

今回はこのUSB電源を

車体に用意されているACC電源(アクセサリー電源)の

コネクターとダイレクトに接続して使いたいと思います。

 

まずは部屋で下ごしらえをしておきます。

丸端子はバッテリーと直で繋ぐ為の端子なので

バイクのソケットとダイレクトに接続する為に

端子の変更作業を行います。

 

電源の末端にある丸端子をニーパーで切り落とします。

こんな感じで端子を切り落とすと

どっちの線がプラスマイナスなのか分からなります。

線に巻き付けてある黄色のシールだけが頼りになるので

くれぐれも剥がさないように。

 
住友090端子

PCXの車体にある防水4Pソケットか

防水2Pソケットを利用する場合は

住友のオスの090型端子(防水タイプ)を用意します。

これは主にバイクの防水コネクターに使われている端子で

国内の様々なメーカーのバイクで使えますよ。

 

ちなみに車体側にあるHM防水4Pソケットのオスや

HM2P防水ソケットのオスを自分で用意しても良いですよ。

ソケットには090型端子も付属しています。

ちなみにデイトナの方のソケットはオスメスセットなので

その分だけ値段が高くなっています。

 

それではまず先に端子に付属している防水キャップを通します。

 

先端から被覆を5ミリほど剥きます。

電工ペンチを使うと簡単に被覆が剥けますよ。

被覆が剥けた銅線を軽く指で捻って

バラバラにならないようにしておきます。

 
PCX電源配線

090型端子をケーブルに圧着します。

専用の電工ペンチを使うと簡単ですが

ラジオペンチ等の先で端子の一本一本を

折り曲げても接続出来ます。

ただ、後で車体側のコネクターに入らない可能性があるので

丁寧にコンパクトに圧着してください。

ポイントとしては写真のように

マイナス側もプラス側も同じ向きになるように

端子を固定する事で車体のソケットに

スムーズに接続出来ますよ。

これで車体に接続する準備が整いました。

 

次はどこにでも売っているメジャーな

ギボシ端子を使った接続例です。

作業的には090型端子と全く同じで

丸端子を切り落とした後、スリーブを線に通してから

マイナス側にメスの端子を接続し

プラス側にオスの端子を接続します。

スリーブにもオスメスがあるので

マイナス側のメス端子には長いスリーブを使ってください。

ちなみに防水性能ではギボシ端子は防水ソケットより落ちますが

そもそも雨が入るような場所では無いので問題ありません。

 

車体に用意されたソケットと接続するので

ヒューズは車体側にある為

デイトナ電源のUBS端子側の

半分だけを使ってコンパクトに車体と接続する事も出来ますよ。

その場合はまず適当な棒(ピンポンチ)で

ソケットの反対側から端子を押してソケットから外すか

ソケットの手前をニッパーで切り落とします。

 

抜けるとこんな感じになるので

後は先ほどと同じように端子部分を切り落として

090型端子かギボシ端子を接続します。

 

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