HONDA GROM グリップヒーターの取付 Vol.6 |
最後にグリップヒーターを車体のACC電源と接続します。 こんな感じでグリップヒーターとスイッチのケーブルを 車体左側のここに集めておきます。 |
最初にギボシ端子を取り付けた末端の電源ケーブルと接続し 結束バンドを使って車体に固定します。 必ずハンドルは右に切った状態で固定して下さい。 そしてハンドルを左一杯に切ったときに 配線を挟まないかどうかを確認しておき 挟むようなら結束バンドで固定し束ねておきます。 |
電源ケーブルの末端をバッテリーまで伸ばしますが 燃料タンクの横あたりまでしか届きませんので とりあえずこの状態で放置します。 |
次は矢印の所にある 車体側のACC電源(4Pコネクター)を用意します。 |
これがACC電源が通っている 防水のHM型4Pコネクター(メス)です。 |
先端のキャップを外すと接続出来るようになります。 |
ACC電源が通っているHM型4Pコネクターに このような電源分岐ハーネスを使う事で ギボシ端子のACC電源が取り出せます。 既にUSB電源等で使用している場合は 電源分岐ハーネスの末端に 同じ電源分岐ハーネスを繋ぐか ギボシ端子部分に分岐ハーネスを取り付けます。 下のはキタコ製の分岐ハーネスで ACC電源、マイナス(アース)の他に 常時電源も引っ張ってあるのが特徴です。 ギボシ端子の構成は全てメスの端子が使われていますね。 上のキジマ製の分岐ハーネスは ACC電源とマイナス(アース)の端子しかないので 常時電源を必要としない機器しか接続しない場合は キジマ製の方がより安全なのでお勧めです。 ギボシ端子を見るとプラス側はメスですが マイナス側はオスですね。 |
次は最初にギボシ端子を取り付けたダブルコードを バッテリーの所から燃料タンクの横まで通し グリップヒーターのギボシ端子に接続します。 |
ダブルコードを適当な所でカットして その末端にギボシ端子を取り付けますが 取り付けた電源分岐ハーネスのギボシ端子に合わせて オスメスのギボシ端子を取り付けます。 |
こんな感じで電源分岐ハーネスのギボシ端子に 延長ケーブルを接続しました。 |
電源を接続出来たのでとりあえずキーを捻って 通電テストを行います。 スイッチのランプが光ったら接続完了なので カバー類を元に戻せば作業完了です。 ちなみにキーを捻った時に光るランプは バッテリーの電圧表示をしているので 電圧によってランプの光る数が変わりますよ。 |
普段は完全に消灯していますが スイッチのボタンを押すと暖かさのレベル1から始まります。 |
ボタンを押す度に暖かさのレベルが上がっていきますが この状態でエンジンを切っても 最後にエンジンを切った時の状態を記憶しているので 次にエンジンを掛けた時は ボタンを一度押すだけでレベル3から始まります。 |
という事でグリップヒーターの取り付け作業は完了です。 |