SUZUKI アルトワークス パワーフローの取付 Vol.3

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インテークパイプ切断

次はアルトワークスの狭いエンジンルームに合わせて

インテークパイプを80ミリほどカットする

プランCのレイアウトも試してみますよ。

 
アルトワークスパワーフロー

インテークが短くなる事でレイアウトの自由度も広がり

理想的なレイアウトに出来ました。

たぶんこれがベストではないでしょうか。

とりあえず吸気音をボンネット前から収録してきたのでどうぞ・・

純正エアクリーナー

HKSパワーフロー

アクセルオフ時にスロットルから吹き返してきた空気が

逆流してエアフィルターから放出する音が大きいですね。

まるで大気開放型のブローオフバルブを付けたのような音量です。

スズキのターボ車はエアフロセンサーを使っていないので

ブローオフバルブからのリターンが

エアクリーナーに近い所にあるのが原因なんですけど

空気の逆洗効果によってもしかすると

エアフィルターは通常よりも長持ちするかもしれませんね・・

ちなみに吸気側を変えると

マフラーからの排気音も少し変わるので収録してきました。

フジツボ オーソライズK(純正エアクリボックス)

フジツボ オーソライズK(HKSパワーフロー)

マフラー出口から2歩下がった斜め45度から収録していますが

その距離からでも凄まじい空気の吹き返し音が入っていますね。

これでも純正エアクリーナーよりも速くなっているのなら

レーシーなサウンドだと思い込んで

目を瞑れる所もあるんですけどね・・

 

上:パワーフロー(150パイ)  下:純正エアクリーナー

それではパワーフローの走行テストを行います。

同時に加速をさせてどちらが速いのか比べてみます。

あと注目すべき点は吸気温度(INT)の数値ですね。

それではスタートです。

 

1速のレッドゾーン付近ですが

さっそく上のパワーフローが1度ほど吸気温度上回りましたが

加速力自体に差はないようですね。

 

2速のレッドゾーンでシフトアップしている途中ですが

スピードメーターを見ると微妙に

下の純正エアクリーナー仕様がリードしている感じですね。

それよりも気になるのはやっぱり3度ほど上回った

パワーフローの吸気温度ですね。

 

下の純正エアクリーナー仕様が時速100Km/hに到達した時には

明らかにスピードメーターとエンジン回転数に差が出てますね。

吸気温度では4度高くなっています。

 

さらに加速をしていきますよ。

 

今回はここで走行テストを終えます。

最終的な結果は純正エアクリーナーの方が

時速2Km/hほど加速力が優れていました。

パワーフローの吸気温度は

最終的には純正と比べて5度も高いですね。

やはりエンジンルーム内の熱い吸気を吸ってしまう事が

むき出しフィルターの欠点ですね。

今回は真冬の走行でしたが

真夏だとさらに大きくパワーダウンする事が予想出来ます。

ちなみに200パイのパワーフローと

150パイのパワーフローを比較した走行テストでは

150パイの方が若干加速が優れていたので

今回は150パイのパワーフローでテストを行いました。

 

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