SUZUKI アルトワークス 4WD用リアスタビライザー Vol.2

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それではいよいよ車体にスタビライザーのバーを取りつけます。

まずはラテラルロッドのナットとワッシャーを外してから

左右にあるショック下側のボルトを軽く緩めておきます。

 

車体のサイドにあるジャッキポイントから持ち上げて

先ほど緩めたショックのボルトが

固定してあるブラケットと水平になるように

ほんの少しだけ持ち上げます。

今回は車両の左側を持ち上げた例で説明しますよ。

 

車体を軽く持ち上げてショックのボルトに

車体の重みが乗らなくなるとボルトが素手でも簡単に

回せるようになりますし簡単に抜けます。

その高さだとラテラルロッドも簡単に手前に抜けますよ。

車体右側のボルトはもう少しジャッキを高くすると

左側と同じように簡単に抜けるようになります。

 

ブラケットとショックの隙間から

ボルトを通せるようになるまでジャッキを上げます。

 

ブラケットの上下を綺麗に清掃してから

M8のボルトにワッシャーを通してブラケットに挿します。

これで車体を持ち上げての作業は終わりなので

ジャッキを低くしてショックのボルトを仮止めしてから

車体を完全に地面に下ろし

ショックのボルトを本締めしてラテラルロッドも元に戻します。

注意点としては通したボルトの頭に

ショックの下側が接触しやすくなっているので

高さをこまめに確認しながら下ろします。

ちなみにショックの下側を外さないと取付出来ないボルトは

後ろから見て手前のボルト1本だけで奥(車体前側)のボルトは

何もしなくても抜き差し出来ますよ。

 
HA36Sアルトワークス内装

あとはゴムシートを間に挟んでから

好みの枚数のスタビライザーのバーをボルトに通して

下からM8のワッシャーとナットで固定するだけです。

スタビライザーバーの片側をジャッキで支えたり

寝転んで足で片方を持ち上げながら

ナットを固定すると簡単に取付られますよ。

ボルトが供回りするので

ボルトの頭をスパナで抑えながらナットを締めます。

ちなみに使用するボルトとナットは

必ずスチール製のボルトを使います。

ステンレス製のボルトだと負荷が掛かったときに

ネジ山をナットが噛んで外せなくなる可能性がありますよ。

 

ちなみに四角いワッシャーを使うと

回ったときに隣のワッシャーに当たってしまうので

普通の丸いワッシャーを使った方が良いですね。

ボルトの長さは

取りつけるスタイライザーバーの厚みによっても変わりますが

5ミリ×2枚の10ミリ厚だと25ミリの長さでピッタリでした。

 
HA36Sアルト4WD用リアスタビライザー

という事でリアスタビライザーの取付が完了しました。

ちなみにこれは3ミリ厚×2枚の構成です。

リアスタビライザーの効果が確実に体感出来るのは

5ミリ厚くらいからですね。

10ミリ厚にもなると教習生でも違いが分かると思います。

 

ちなみにこれが5ミリ厚×2枚のスタビライザーで

10ミリともなると明らかに縦に太くなるので

空気抵抗が気になりますよね。

という事で次はスタビライザーのバーを空力パーツとしても

活用する為に形状を改良したいと思います。

 

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