SUZUKI アルト F スピーカーの交換 Vol.2

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HA36Sアルトのグローブボックス

それでは車体にツイーターを取り付けますよ。

まずはグローブボックスを外します。

赤矢印の所に引っ掛けて固定されているので

グローブボックスを少し開いた状態で

上に持ち上げると外れます。

片方の赤矢印の引っ掛けを軸に片側ずつ

テコの原理で持ち上げるとあまり力が要りませんよ。

 

下側が外れたらグローブボックスを少し斜めにして

グローブボックスの突起物が

両脇の壁に当たらないように取り出します。

 

次は助手席側にあるAピラーの内張を外します。

ゴムの枠をめくると指を引っ掛けられる隙間があるので

上から下まで剥がしていきます。

 

ピラーの内張はクリップで刺さっているだけなので

クリップに対して水平に引っ張って外すのがコツです。

クリップに対して斜めに力が掛かると外れませんし

クリップが破損しますよ。

どうしても硬くて剥がせない場合は

内張外しを使ってクリップを挟み

テコの原理で浮かせると簡単に外れますよ。

 

クリップが全て外れると

このように内張がベロ~んとなるので

完全に外さなくてもこの状態でもツイーターの配線は出来ますよ。

完全に外したい場合はこの状態から手前に引くように抜き取ります。

 

Aピラーの内張の末端はこのようになっていて

矢印のツメの形状から真上には抜けなくなっているので

少し手前に抜く必要があります。

取付の場合は奥に押し込む感じであのツメを引っ掛けます。

 

センターパネルも外して

オーディオデッキを引き抜き

デッキからカプラーとアンテナ線を抜いておきます。

センターパネルの外し方はオーディオデッキのページ

詳細を載せていますよ。

 

それではツイーターの線を

ダッシュボードの下に落としていきます。

このくらいの隙間でも配線を通す事が出来ますよ。

ツイーターの取付位置は自由ですが

高音域の音は指向性が高いというか

耳の方向にスピーカーが向いていないと音が減衰しやすいので

高い位置に接地するのが理想的ですね。

 

ツイーターを使い回す場合は

両面テープを貼り替えておきます。

エーモンのシート状の両面テープを使うと

ツイーターの底に合わせてカット出来るのでお勧めです。

 
HA36Sアルトのツイーター

右スピーカーは右耳に向けて貼り付けました。

シリコンオフで拭かなくても外れる事は無かったです。

キズが付くのでツイーターはAピラーの内張に

接触しない所に取り付けます。

写真ではAピラーの内張と接触ギリギリですが

まだ内張を完全に取り付けていないなので・・

 

アクセルペダルの所から上を見上げると

ツイーターのケーブルが落ちてきているので引っ張ります。

 

オーディオがあるセンターパネルの所まで

裏から通していきます。

 

センターパネルまで通せました。

 

助手席側も同じように線を通しておきます。

 

助手席側のツイーターは

取付位置によってはかなり上を向いてしまうので

このようにダッシュボードの傾斜に合わせて

後ろ側を分厚い両面テープで底上げする事で

角度を調整出来ますよ。

 

グローブボックスの所から上を覗いて

Aピラーの所から通したケーブルを拾い

オーディオの所まで引っ張ります。

 

これで左右のツイーターの線がオーディオの所まで来ました。

スピーカーケーブルが長い場合は

適度な長さに切断しておきます。

 

オーディハーネスと接続する為に

ギボシ端子を取り付けます。

ケーブルを割いて先にスリーブを通しておきます。

配線コネクターを使う場合は

端子を接続する必要はないです。

 

電工ペンチ等で被覆を剥いて

プラス側にオス、マイナス側にメスのギボシ端子を圧着しますが

リアスピーカーが既に取り付けてあって

ギボシの分岐を使う場合は

プラスもオスの端子を接続します。

 

ツイーターのケーブルをオーディオデッキから伸びる

使っていないリアスピーカーの線に接続します。

緑がリア左で紫がリア右ですよ。

メインスピーカーのフロントとツイーターのリアに分ける事で

メインスピーカーとツイーターの出力バランスを

変える事が出来るので

より緻密に音質をエディット出来ますよ。

すでにリアスピーカーを使っている場合は

配線コネクターを使って

リアスピーカーの線にパッチンして接続するか

ギボシの分岐を使います。

これでツイーターの接続は完了です。

 

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