SUZUKI アルト F オーディオデッキの取付 Vol.1 |
今回はアルトFにオーディオデッキを取り付けます。 アルト純正オーディオと 社外品スピーカーとの組み合わせ等を 試してみましたが イコライザーや出力バランスなど 純正オーディオではカスタマイズする事が出来ないので 音質を追求するならどうしても社外品のオーディオを 導入する必要があります。 という事で今回用意したアイテムは パイオニアのDEH-5400です。 どこのメーカーのデッキを買っても 同じ価格帯だと大体同じ内容ですね。 主に音質のエディットと スマホ内の音楽データを無線で再生する為に ブルートゥース接続するのが目的です。 毎年のように新型が発売されているので 型番の数字の大きい新型を買うか 型落ち品を安く買うのもアリですね。 |
軽量化マニアの為に重量も量っておきましたよ。 オーディオデッキが1DINサイズという事で 隙間を埋める為の物入れ(AD-378)と オーディオデッキと車体の接続を簡単にする為の エーモンのオーディオハーネス(ホンダと共通)も 別途用意しましたよ。 |
ちなみにアルトの純正オーディオは 左右の2DIN金具込みで1284gでした。 純正オーディオは表のパネルだけ2DINサイズで 裏側は1DINサイズなので軽量化は出来なさそうですね。 |
ちなみに・・ もっとも安くスマホの音楽を車内のスピーカーから聴くなら 純正のオーディオデッキと 有線の3.5ミリのラインケーブルで繋ぐ方法ですよ。 |
1mのケーブルだとこんな感じになりますよ。 純正オーディオデッキの設定をAUXにすると 外部からのスマホの音が流せます。 電話が掛かってきても スマホを胸ポケットあたりに入れておくと ハンズフリーで会話をする事も可能です。 当然、相手の声はスピーカーから聞こえます。 ブルートゥースで接続するよりも 本来ラインケーブルで接続した方が音質が良いのですが 純正オーディオ自体に MP3等の圧縮音楽を補正する機能等がないので 社外品デッキとブルートゥース接続した時よりも 音質は悪い印象ですね。 なので純正スピーカーを使うにしても 社外品オーディオの方がイコライザー等の機能を使って スピーカーの音質をある程度までは改善出来ますよ。 |
それではさっそく取付作業ですが まずは部屋で内職を行います。 ここで配線を済ませておけば車内での作業がスムーズに行えますし なにより一番のメリットは常時電源やACC電源などのプラス端子が ボディに触れてショートしてしまう危険性を ほぼゼロにする事が出来るので 予めバッテリーのマイナス端子を外して作業をする必要もなくなります。 左の青いソケットの方が 別途用意したエーモンのオーディオハーネスで 車体のソケットと接続します。 右の黒いソケット側がオーディオデッキ付属のハーネスで オーディオデッキの裏面と接続します。 それでは互いに同じ色の線同士を繋ぎ合わせます。 常時電源(黄)・ACC電源(赤)・イルミ電源(橙/白)の プラスの接続は全ての車両で共通です。 マイナスのY端子の黒い線は車体のネジと接続するので ここでは放置しておきます。 後はスピーカーのプラスマイナスの接続ですが アルトはフロントに2つしかスピーカーが付いていないので 白、白/黒・灰、灰/黒の4本の線同士を繋ぐだけです。 最後に絶縁スリーブがギボシ端子を しっかり覆っているか確認しておきます。 |
次は車内での作業ですが 予めエンジンルームにあるバッテリーの マイナス端子を外しておくというのがセオリーなので 一応載せておきます。 何かと不便なので私は外しませんけどね・・ ちなみにバッテリーのマイナスを外す理由は オーディオのプラスの配線を行う時に そのプラス端子を自動車の金属部分に触れると ショートするので自動車側のヒューズが飛びますよ。 なのでヒューズの在庫を持っていないなら 本来は素直にバッテリーのマイナスを外しておくべきですが 今回は予め配線を済ませているので特に問題はないでしょう。 |
それでは純正のオーディオデッキまわりにある センターパネルを外します。 AGSやCVT車ではシフトレバーが邪魔になるので ニュートラル(N)の所に合わせてエンジンを切るか エアコンパネルの下にある シフトロック解除ボタンを押しながらニュートラルに入れます。 ちなみにエンジンはシフトレバーがPレンジの位置でないと 掛からないので焦らないように・・ |
まずはセンターパネルの下から攻めていきます。 養生テープ等を貼ってから センターパネルの隙間に 先が出来るだけ細い内張剥がし等を入れて浮かせます。 左右で3箇所くらいに差し込んでグイっと持ち上げれば 下側が全て浮きます。 |
パネルの下側に指さえ入れば後は素手で 横から上にかけて手前に引っ張って剥がせます。 |
センターパネルが外れました。 折れやすいようなツメは使われていないので とにかくここは思いっきりのパワーだけが必要です。 |
こんな感じになるので オーディオデッキを固定している 四隅にある金具のプラスネジを外します。 見ての通りエアコンの吹き出し口がむき出し状態なので プラスネジを外す時は落とさないように 手を添えて最善の注意を払って下さい。 |
純正オーディオデッキを手前に引っ張りますが オーディオデッキの下部分には予め 養生テープ等で養生しておきます。 |
引っ張り出すとソケットが刺さっているので 矢印のツメを摘んで抜きます。 この時にオーディオ両脇のフレームが 内張に触れないように注意します。 この為に養生しました。 |
アンテナのケーブルも抜きます。 これで純正オーディオデッキが外れました。 |
純正オーディオデッキから2DINの金具を外しておきます。 |
これで社外品オーディオを取り付ける準備が整いました。 |