SUZUKI アルト F スピーカーの交換 Vol.4

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HA36Sアルトのスピーカー

それでは純正スピーカーを外すので

まずは矢印のプラスネジを外します。

 

当然スピーカーにはケーブルが接続されているので・・

 

ここを押してソケットを抜きます。

 

樹脂のナットがドアにくっついているので

後ろ側のツメを摘んで手前に外します。

 

これで平らになったので

バッフルを固定する事ができますが

見ての通り、ネジの受け側(ナット)が無いので・・

 

ワッシャー、スプリングワッシャー、ナットを使って

裏側でバッフルに付属しているネジを受け止めます。

スプリングワッシャーのような緩み止めを使わないと

音の微振動で簡単に緩んで外れてしまいますよ。

 
HA36Sアルトのバッフル

こんな感じになりました。

ここの作業ではナットやワッシャーをドア内に落としやすいので

注意しながら作業します。

ドア内の下の狭い隙間に落ちると回収がめんどくさいので

予めタオルのような布やコピー用紙を

ドア内の下に敷いてというか埋めた方が確実ですね。

 

ソケットを付けた社外品スピーカーを接続します。

 
HA36Sアルトの社外品スピーカー

スピーカーの矢印が下を向くようにバッフルに

付属のネジを使って取り付けます。

スピーカーを固定するネジは

最低3点で止めればなんとかなりますが

出来れば4点で止めた方が良いですね。

後は逆の手順でドアの内張を元に戻せば作業完了です。

 

高価なスピーカーを使えば使うほど

こもりのないクリアなサウンドを

何もしなくても簡単に再現出来ますが

安いスピーカーでもオーディオデッキ側で

イコライザー(EQ)を使って200Hz~400Hzあたりをうまく減衰させると

ある程度こもり音は解消できます。

当然ですが音としては痩せてしまうのでやり過ぎないように

スピーカーに合わせて調整します。

なのでスピーカーの性能をカバーするには

オーディオデッキ側のEQが

いかに細かい区切りで設定できるかが重要になってきますね。

だいたい8~10バンドくらいが一般的です。

音楽製作におけるPA作業でEQは

減衰だけに使い増幅側には使わないという定説がありますが

カーオーディオに限ってはそういう考えは持たない方が良いです。

あと自動車では運転手が右端に座っているので

左右の出力バランスも重要ですね。

運転手側の音を追求すると

どうしても助手席側の人は無視する事になります。

 

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