SUZUKI アルト F 灯火器類のLED化 Vol.1

HOME - GARAGE - ALTO F - LED lighting equipment

HA36SアルトLEDバルブ

今回はアルトFの灯火器類をLED化します。

LED化する事でバッテリーの負担が減るので

燃費が向上する可能性がありますよ。

ライバルのダイハツ ミライースは標準で

多くのランプ類がLED化されていますが

残念ながらアルトはほとんどのランプが

昔ながらの白熱電球です。

 
HA36SアルトLED車幅灯

まずはヘッドライトの所にある

ポジションランプ(車幅灯)から交換していきますよ。

今回用意したのは・・

PIAAセレクトのT10バルブ HS40(6000ケルビン)です。

明るさは20ルーメンなのでLEDバルブの中では

一番暗い部類に入るランプなんですが

わずか0.4Wという非常に小さな消費電力を誇ります。

LEDバルブと言えども

明るさを示すルーメンの数字に比例して消費電力は増えますよ。

純正の白熱電球と同じ5WのLEDバルブを使ってしまうと

消費電力が同じなので本末転倒です。

車幅灯はヘッドライトを付けてしまえば

ほとんど無用のランプなので

出来るだけ消費電力を押さえるバルブを選びました。

 

エンジンルームを開けてヘッドライトの裏を覗くと

ヘッドライトのちょうど真下に車幅灯が刺さっています。

ヘッドライトのケーブルが邪魔になるので

先にヘッドライトのソケットを外した方が作業しやすいですよ。

 

矢印のツメを摘んでコネクターを抜きます。

写真ではヘッドライトの防水キャップが外れていますが

ソケットを外すだけで良いですよ。

 

コネクターが抜けたらソケットを反時計回りに回して

止まった所で抜き取ります。

防水の為にパッキンで密着してあるのでそこそこ硬いですよ。

 

ソケットにT10型のスモールランプが刺さっているので

そのまま抜き取ります。

 

電球が抜けました。

ここでT10バルブの豆知識講座・・

取り付けるLEDのT10バルブによっては

スカスカでソケットから簡単に抜けてしまう物もあるので

このソケットの端子を精密ドライバーのマイナス等を使って

端子を曲げて端子同士の隙間を小さくしてあげる必要がります。

 

このように同じT10バルブでも

メーカーや種類によって厚みが全く違うので

ソケットに差し込んだ時に手応えが無ければ

ソケット側の端子のクリアランスを調整してください。

 

LEDランプに差し替えました。

 

T10型のバルブはプラスマイナスがあるので

差し込んだこの時点で必ず点灯テストを行います。

点灯しなければバルブを180度回転させて差し込み直します。

LEDバルブの種類によっては

プラスマイナスの極性がフリーの物もありますよ。

 

こんな感じに仕上がりました。

 

20ルーメンなので暗いんじゃないかと思われがちですが

純正の白熱電球よりも明るく感じます。

車幅灯にはヘッドライトのようなカットラインがないので

全方向に光が拡散してしまいます。

つまり、明るいLEDランプを車幅灯に使ってしまうと

対向車のドライバーの目に刺さり、眩しく思われてしまうので

車幅灯はなるべく暗いバルブを選んだ方が好ましいです。

 

Vol.1 > Vol.2 > Vol.3 > Vol.4 > Vol.5