SUZUKI アルト F 灯火器類のLED化 Vol.5 |
最後はブレーキランプの反対側にあるバックランプをLED化します。 バックランプをLED化しても 発光させる時間が非常に短い事もあり 省エネ化にはほとんど貢献しませんが むしろ純正の白熱電球よりも 圧倒的に明るいランプに交換する事で 夜間でも安心してバックが出来るように 鮮明な後方視界を確保するのが目的になります。 とりあえず、ここのソケットを反時計回りに回して外します。 |
テールランプはT16型なので T10型と同じくそのまま抜くだけで外れます。 |
T16型はT10型と同じ差し込み口なので このようにT10型のLEDランプを使う事が出来ますが T10型では規格として消費電力の限界が低いので 夜間に後方視界を確保する為の バックランプとして使うには暗すぎるのです。 |
という事でT16型のLEDバルブを用意しました。 端子部分は同じ大きさでも 発光する所の大きさが全く違いますね。 このT10型バルブも100ルーメンなので T10型としてはかなり明るい方なんですが このT16型のバルブは600ルーメンなので T10型では相手にならないです。 |
レンズ部分に当たりそうなくらい長いのですが これでも問題ありませんでした。 |
点灯テストを行いますが AGS車ではサイドブレーキを引きながら バックギア(R)に入れるとクラッチは切れた状態になるので クルマから降りて発光しているかどうかの確認を行えますが バックギアに入れるとクリープ現象が起こってしまう CVT車でこれをやると車体が動く可能性があるので危険です。 CVT車では車体の後ろに反射するような板を置いて 車内から確認した方が安全ですね。 後は逆の手順で元に戻すだけです。 |
ちなみに・・ テールランプのクリップを元に戻すと 次に外す時にまためんどくさい事になるので クリップを使わなくても外れないようにする為に M6の幅広ワッシャーとスプリングワッシャーを使って ネジが緩みにくいようにして この2本のネジだけで固定しました。 ボルトのサイズはM6×15です。 |
これで灯火器類のLED化が完了しましたが 今回LED化しなかったウインカーの話をするとですね・・ ウインカーをLEDバルブに交換すると 点滅ぜずに点灯し続けるか 点滅が速くなるハイフラッシャー状態になります。 これはランプを点滅させる回路がLEDに変える事で 抵抗値が変わり誤動作する為です。 これを解決するには全てのウインカーの配線に 抵抗を付ける必要があるので めんどくさい上に抵抗によって消費電力が 白熱電球と同じになるので省エネ化にはなりません。 この理由から今回は取り付けしませんでした。 |