GSX-S1000 スパークプラグの交換作業 Vol.1 |
今回はGSX-S1000のスパークプラグを交換する作業です。 純正部品のスパークプラグに交換するなら メンテナンスになるのですが 高性能な最新のスパークプラグに交換する事で エンジンの点火系をチューンナップしたいと思います。 全域でエンジンのトルクアップが期待出来るのですが 特にGSX-S1000では発進時のエンジンストールを抑える事で エンスト耐性を高めることが出来ます。 という事で今回用意したアイテムは NGKのMotoDXプラグ CR9EDX-S(91579)で GSX-S1000では4本必要です。 NGKでは3000Km~5000Kmの交換を推奨していますが このMotoDXプラグでは8000Km~10000Kmを推奨しているので 長い目で見るとコスパに優れたプラグになります。 |
ちなみにGSX-S1000の純正スパークプラグは NGKではCR9EIA-9で デンソーの場合はIU27Dになります。 |
GSX-S1000の純正スパークプラグは イリジウムプラグが採用されているので 点検をしても見た目では劣化具合が分からない為 走行距離だけで交換時期を判断します。 |
それでは作業編に入りますが まずは写真のように 燃料タンクを持ち上げる作業を行っておきます。 燃料タンクの持ち上げ作業の詳細は ここのページで掲載しているので今回は省略しますよ。 |
まずはエアクリーナーボックスを外すので 上に乗っているECUのコネクターを外します。 左の2つは一般的なコネクターと同じなので 矢印のツメを押しながら抜きますが 右の大きなコネクターはレバーが付いているので 赤矢印の真ん中のツメを押しながら 青矢印のレバーを手前に倒します。 ちなみに私は今まで外したことがありませんが 電装品を触る時は予めバッテリーの マイナス端子を外しておくというのが整備の基本ですよ。 |
こんな感じでコネクターが外れます。 取り付ける時は押し込むと勝手にレバーが起きるので 最後にレバーを押してカチっと音がしたらOKです。 トヨタとの繋がりがあるヤマハやスズキのバイクでは デンソー製のECUが使われているので このタイプのコネクターですね。 |
次は車体前側にあるエアクリーナーボックスを車体に固定している 六角ボルトを外しておきます。 取り付け時の締め付けトルクは5.5N-mです。 |
次は4本あるインテークパイプのクランプを全て緩めますが ボルトを外す必要はありません。 取り付け時の規定締め付けトルクは1.5N-mです。 |
真ん中の2本のインテークパイプのクランプは こんな感じで長いエクステンションバーに ヘキサゴンソケットを付けて緩めると簡単ですよ。 |