SUZUKI GSX-S1000 燃料タンクの持ち上げ Vol.1

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GSX-S1000(EK1AA)燃料タンク

今回はGSX-S1000の燃料タンクを持ち上げる作業ですが

GSX-S1000は燃料タンクを完全に外さなくても

90度近くまで立てる事が出来るので

エアクリーナーフィルターや

スパークプラグを交換する事が出来ます。

ただ、ガソリンの残量は

半分以下にしておいた方が安心ですね。

 
GSX-S1000(EK1AA)フレームボディアッパーカバー

まずは一番外側に付いている

フレームボディアッパーカバーを外すので

六角ボルトを外します。

取付時の締め付けトルクは4N-mです。

 

ボルトが外れたらフレームボディアッパーカバーを

車体前方に少しスライドさせると

手前に外せるようになります。

 
GSX-S1000(EK1AA)シュラウド脱着

次はフレームボディカバーを外すので

アッパーカバーで隠れていた六角ボルトを外します。

取付時の締め付けトルクは5.5N-mです。

 

次はフレームボディカバーの前側(フロントフォークで隠れる所)

にあるプッシュリベットを外します。

プッシュリベットの外し方は

プラスドライバーのような先が細い適当な工具を使って

真ん中を少しへこませてから

プッシュリベット全体を抜き取ります。

 

フレームボディカバーの一番下にある

ラジエター前の大きなリベットも外しますが

ここは硬いのでマイナスドライバーを切り欠き部分に突っ込んで

真ん中部分をテコの原理で少し持ち上げると

全体を抜くことが出来ます。

切り欠き部分が手前に向いていない場合は

手でリベットを回して写真のように

手前から工具を差し込みやすい向きに変えます。

 

あとはグロメットに刺さっているだけなので

まずはここの部分に指を入れて手前に引くと

グロメットから外れます。

 

もう一つのグロメットは写真のセンターに写ってますが

フレームボディカバーの上部分にあるので

ここに指を入れて手前に引いて外します。

 

最後はラジエターの突起物に刺して固定してあるので

車体前方にスライドさせると

フレームボディカバー全体が外れます。

 

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