SUZUKI GSX-S1000 燃料タンクの持ち上げ Vol.3 |
次は燃料タンクを持ち上げますが 角度を維持させる為につっかえ棒を用意します。 今回は30センチと45センチのイレクターパイプ(スペーシア)に 両端にT字継ぎ手を差し込んだ物を作りました。 燃料タンクを支えられれば何でも良いのですが 過去にピザが入っていた空箱で支えた事もあります。 |
30センチの棒を使って燃料タンクを支えると こんな感じの角度になるので ハンドルバーまわりからシート下まで 配線を通す作業なら十分に行えます。 |
さらに作業性を高めるなら 燃料タンクを最大まで持ち上げる為に 45センチの棒を使います。 作業中に支え棒がズレないように テープで止めるなど対策はしておいた方が良いですね。 どちらにせよガソリンの残量は少ないに超したことはありません。 |
ちなみにスズキ純正のフューエルタンクステーは 下の44560-23H00になります。 非常に安い物なので一家に一本持っていても良いのですが 写真を見ても明らかに自作した30センチ棒よりも短く これで支えても燃料タンクはかなり低い角度になるので 配線を通す程度の作業にしか使えないのは明らかですね。 キーシリンダー部分に通して固定出来るように 丸い部分がありますね。 |
そもそもエアクリーナーボックス上部に 棒があるだけで作業の邪魔になるので スパークプラグの交換作業など エアクリーナーボックスを脱着させる作業の場合は 長いS字フックを数本使って タンクの形状に曲げつつ 燃料タンクとリアシートのステーに引っ掛けます。 タンクと接触する所には分厚いスポンジが雑巾を当てます。 |
長さの帳尻を合わせる為に最後にリピートタイを使います。 |
取付の作業は逆の手順で元に戻していきますが 戻す時のポイントとして フレームボディカバーを戻す時は ラジエターの突起物に刺して元に戻しますが ラジエターの一番下にある突起物が フレームボディカバーの内側に入るように注意して戻します。 |
フレームボディカバーを ラジエターの出っ張りに引っ掛ける時は同時に 上部がヒューエルタンクフロントカバーの前に 重なっているかどうかも確認します。 |
それから斜め上に押し込む感じで グロメットが刺さる所までしっかり押し込みます。 そもそもここが少し硬いのは ラジエターの突起物に付いている ラバーキャップの抵抗でなんですが 予めそのゴムキャップに シリコンスプレーを少しだけ吹いておけばあっさり入ります。 |