後輪は少し斜めになるように壁にもたれさせて

この状態で作業します。

ホイールの中心にある金具は

外れやすいので予め外しておきます。

壁がない場合は地面に置くしかないのですが

ブロックのような少し高さがある物を2つ

出来れば3つ、タイヤの部分に敷いて作業してください。

ちなみに裏返すとブレーキローターの交換も出来ますよ。

スプロケットの根元がグラグラして不安定なので

スプロケットを後輪から外して

中にあるゴムを全て外しておきます。

ちなみにこのゴムには裏表があり

写真のように2-2の粒がある面と、1-1の粒の面があります。

わざと一つだけ逆向きにして撮影しています。

ゴムが外れました。

これでかなり安定した状態で作業が出来ますよ。

スプロケットをホイールに戻してから

5つのナット（14ミリ）を全て外します。

でも↑くらいまでナットが緩まると

ボルトがナットと供回りして緩まらなくなります。

そこでもう一度スプロケットを外して

このようにスプロケットの面を地面に向けてナットを外せば

ボルトが引っかかって動かなくなるので供回りしなくなりますよ。

スプロケットが外れました。

新しいスプロケットの文字が書かれている方を下に向けて

重力を利用して上からボルトを通し

この状態で5つのナットを仮止め程度に固定します。

スプロケットをホイールに戻し対角線上に本締めします。

新しいスプロケットのギア部分に適当なグリスを塗ります。

今回はクレの万能グリスを塗りました。

ホイールからスプロケットを外し

矢印のホイールの壁部分にシリコンスプレーを吹きかけておきます。

壁の頂点部分にも吹いて下さいね。

シリコンスプレーが無ければ

ゴムへの攻撃性が低い適当なグリスか

ぶっちゃけワセリンでも良いので塗っておきます。

先ほど外したゴムをスプロケット側にセットします。

ゴムの向きは1-1の粒の方を

ホイールの内側に向けて固定します。

ゴムとゴムとの隙間を先ほどシリコンスプレーを吹いた壁に

挟むようにスプロケットをセットします。

上手く一発で入れば良いのですが

周りのどこかが浮いてしまったらタイヤを転がしたり

傾かせたりして重力を利用してキッチリ入れます。

綺麗に入っても非常に外れやすいので

常に手でスプロケットを押さえておいてください。