SUZUKI GSX-S125 ドライブチェーンの交換 Vol.2

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チェーンを確認してもクリップが無かったので

チェーンカッターを使ってチェーンのピンを外します。

写真はD.I.D純正のチェーンカッターですが

どのチェーンカッターでも同じ原理でチェーンのピンを外します。

ちなみにD.I.D純正の工具の場合

標準状態が50系のチェーン用に作られているので

40系(420や428)のチェーン用のオプションパーツを

新たに付ける必要がありお金が掛かりますよ・・

40系のチェーンは安物のチェーンカッターで十分外せます。

 

チェーンカッターをバラして外枠をチェーンに引っ掛けます。

 

まずはカッターピンがチェーンのピンを少し押すくらいまで

ネジを手で回します。

この時にしっかりチェーンのピンの中心に

カッターピンを当てる事と

外枠のへこみにチェーンがしっかり収まって

ズレないようにします。

ピンの中心をとらえないと

チェーンカッターの方が破損してしまいますよ。

 

27ミリの工具でチェーンカッターを抑え

19ミリの工具で回してカッターピンを押し込んで行きます。

安物のチェーンカッターだと小さいレバーを回していくので

力がいるというか入れにくいのですが

40系のチェーンだと比較的簡単にピンが外れるので問題ないです。

 

このように最後までピンを打ち抜くと

後ろからピンが抜けます。

 

チェーンカッターを外すとチェーンがこのように外れます。

 

フロントのドライブスプロケット側に適当な袋を用意して

古いチェーンを受けて回収します。

 

リアのドリブンスプロケット側には

新しいチェーンを下に置いて

古いチェーンの端と新しいチェーンの端を繋ぎます。

今回は小さい結束バンドで繋ぎましたが

細い物なら何を使っても良いです。

 

フロント側にある古いチェーンを引っ張って袋に詰めていくと

いずれは新しいチェーンがここに到達するので

連結していた結束バンドを外して

古いチェーンを袋に納めます。

リアをリフトアップしていない場合は

この作業を車体を前に進ませながら行う必要があります。

 

これは自転車用の工具ですが

チェーンフィキサー(チェーンフック)を使って

チェーンをつなぎ止めておくと作業が楽になりますよ。

他の物でも代用は可能です。

純正チェーンと同じ122リンクのチェーンだと

ここから付属のクリップを使ってチェーンを繋ぐだけです。

 

車体に合わせてギリギリの長さにする場合は

チェーンをたぐり寄せて1リンク分に収まる距離の所に

マジックで印を付けます。

必ずチェーンのインナープレートが末端に残る所を打ち抜かないと

連結出来ないので注意してくださいね。

 

先ほどと同じようにマジックで印を付けた所を

チェーンカッターで打ち抜きます。

これで車体に合わせたカツカツのリンク数になります。

 

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