SUZUKI GSX-S125 ドライブスプロケットの交換 Vol.3

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14T

GSX-S125の場合、スピードセンサーがドライブスプロケットの

2本のボルトの回転を読むことで速度を計算しているので

純正の歯数とは違うドライブスプロケットや

リアのドリブンスプロケットに変えるとスピードメーターが狂います。

そのくらい狂うのかを

GSPのスピードメーターにて計測しました。

まずは純正の14Tのドライブスプロケットの場合

スピードメーターで70Km/h表示の場合

GPSでは64.3Km/hでした。

つまり、そもそもスピードメーターは実際のスピードよりも

速く表示されている事が分かります。

 
13T

次は13Tのドライブスプロケットを入れた場合

スピードメーターで70Km/h表示の場合

GPSでは60.9Km/hでした。

つまり、ドライブスプロケットは1T分で

約3Km/hちょい変わる事になります。

 
GSX-S125最高速度13T

13Tを入れた場合の最高時速です。

まだレッドゾーンまでは余裕があるので

13Tを導入しても平坦な道だとレッドゾーンで

頭打ちする事は無いので最高速度には影響を与えませんでした。

ちなみに純正の14Tの場合でも13Tと最高速度は同じで

GPSの速度表示で110Km/h(メーター読みで120Km/h)です。

その時のエンジン回転数は10000回転だったので

約500回転ほどローギヤード化している事になります。

 

13Tのインプレッション・・

ドライブスプロケットを小さくするという事は

速度をトルクに変換した事になるので

GSX-S125の場合パワーバンドに入る7000回転あたりまでは

高回転型エンジン特有のトルクに乏しい加速感でしたが

信号で止まる事が多い市街地の走行では

従来の14Tよりもかなり軽快に発進出来るようになります。

峠道でもトルクが増した事により

登り坂に強くなるので今までよりもより軽快に走れますよ。

ツーリング等で一定の速度でダラダラ走る場合は

14Tと比べて同じ速度で走る場合

約500回転ほどエンジン回転数が上がるので

その分だけ燃費が悪くなりますが

4000回転前後でのこの軽快さは

何にも代え難い軽快感をもたらします。

サーキット等で常に高回転域をキープしながら走る場合は

純正の14Tの方が適正だと思いますが

主に低~中回転域で走らせる事が多い

一般公道の走行では13Tの方が適正だと思います。

 
 
 
 
 

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