SUZUKI GSX-S125 エンジンオイル・フィルター交換 Vol.1 |
今回はGSX-S125のエンジンオイル交換と オイルフィルター交換を行います。 まず、エンジンオイル交換に必須のアイテムは・・ ・エンジンオイル1.4L(オイル交換のみだと1.3L) つまり、1Lのオイル缶が2本必要です。 ホンダ純正の100%合成油 G3オイル(10W-30)を用意しましたが スズキの純正オイルはTYPE04 MA(10W-40)で 100%合成油のハイグレード版がR9000 MA2になります。
・ドレンボルトのガスケット(純正型番:09168-10L02-000) このガスケット(パッキン)は過去に出回っていない GSX-S125(GSX-S150)の専用品みたいなもので スズキのディーラーですら在庫していないと思います。 一般的なサイズのパッキンを使いたいなら M10(P1.25)のドレンボルトに交換する事をお勧めします。 ・廃油の処理はポイパックを使うと楽ですね。
オイルフィルターも一緒に交換するなら・・ ・スズキ純正オイルフィルター(型番:16510-45H10-000) これはバーグマン200と同じフィルターなので ディーラーでも在庫している可能性があります。
・オイルフィルターのOリング小(型番:09280-13010-000) ・オイルフィルターのOリング大(型番:09280-54001-000) 小の方はオイルフルターと車体の間に入るパッキンで これはあまり劣化しないので長期間の使い回しが可能です。 大の方は車体の外フタのパッキンで これも2~3回は余裕で使い回しが可能です。 |
それでは交換作業編です。 オイルドレンボルトは車体左側のここにあるので アンダーカバーを外さなくてもオイル交換のみなら可能です。 |
今回は車体右側にあるオイルフィルターも交換するので そこからこんな感じでオイルが垂れるとアンダーカバーが 邪魔になるのでとりあえず先に外しておきますが・・ オイルフィルターの所からオイルが垂れない方法があるので それをやるとアンダーカバーを外す必要はありません。 しかし、それには腕力がいるので女性の方々は アンダーカバーを先に外しておく事をお勧めします。 |
今回は一応、アンダーカバーを外す所から説明しておきます。 まずこの2本の六角キャップボルト(5ミリ)を外します。 |
車体左側も六角キャップボルト(5ミリ)を2本外すと アンダーカバーが外れます。 冬場などエンジンオイルが冷え冷えの場合は ここでアイドリングを3~5分ほどしてエンジンオイルを温めます。 夏場だと別に温めなくても良いです。 走ったすぐ後に交換する場合はエンジンに触っても 火傷しない温度まで下がってから作業を行います。 走ったすぐ後はマフラーのエキゾーストも 熱くなっているので危険ですよ。 |
バイク用の2.5Lのオイルポイパックを使う場合 GSX-S125ではせいぜい1.4Lほどしかオイルが落ちてこないので ポイパックのワタを半分ほど ビニール袋に取り分けて保管しておきます。 次回はオイル交換のみなので 残しておいたワタをスーパーのビニール袋(2~3重)に入れれば 2回分のオイル交換が出来ますよ。 |
ドレンボルトの下にオイルポイパックを敷いてから 14ミリの工具でドレンボルトを少し緩めたら 後は手でドレンボルトを外します。 |
ボルトを少し押しぎみに回して最後まで回しきったら 一気に引く感じでドレンボルトを抜くと 手にオイルが掛からないです。 廃油口が横向きだとオイルの軌道変化が大きいので ポイパックを設置する位置をうまく考えてくださいね。 |