GR YARIS ブレーキパッドの交換 Vol.3

下側のパッドピンを先に通しますが

パッドピンの先端付近にある穴を

矢印の角の方向に向けてから押し込みます。

クリップのパッドが触れる部分やパッドピンが触れる所に

薄くグリスを塗っておきました。

クリップの取付は

フック形状の深い側をパッドピンに引っ掛けてから･･

パッドに向かって押し込み

しっかり密着させて固定します。

ちなみにクリップには三角の矢印があり

車体が前進する時のローターの回転方向を示していますが

今回のようなクリップの固定方法なら

まずミスる事はありませんね。

上側のパッドピンも通しますが

クリップの内側を通し

パッドピンの穴を矢印の角の方向に向けて押し込みます。

仕上げに針金を2本のパッドピンの穴に通してから

針金の中心部分を

キャリパーの穴に差し込んで引っ掛けます。

はみ出しているグリスを拭き取ったら

これでブレーキパッドの交換作業は完了です。

ホイールを仮止めしてから車体を地面に下ろし

ホイールのナットを対角線上に数回に渡って本締めします。

もう片方のブレーキパッドを交換する前に

一旦、エンジンを掛けてからブレーキペダルを数回踏んで

キャリパーのピストンを押し出しておきます。

左右両方のキャリパーピストンを押し戻した状態にすると

ブレーキマスターシリンダーから

ブレーキフルードが溢れる可能性があるので

必ず片方の作業が終わったら

ブレーキペダルを踏んだ方が良いですね。

見た感じは結構余裕があるのでいけそうな気はしますけどね・・

ちなみにリアは左右ともピストンを押し戻しても

問題はありませんでした。