SUZUKI ジクサー フェンダーレスキットの取付 Vol.4 |
先ほど組み立てたフェンダーレスキットに M6×25の長さのボルトを2本刺して車体に取り付けます。 このボルトは予め用意する必要がありますよ。 |
車体のフレームにボルトと線を通します。 写真では分かりやすいようにインナーカバーを外していますよ・・ |
ナンバー灯とウインカーの線はこんな感じで 隙間から車体の上に配線を通します。 |
車体に通したボルトにM6のワッシャーと スプリングワッシャーを通しナットで固定します。 写真のボルトは25ミリの長さですね。 スプリングワッシャーを使わずにロックナットを使っても良いですよ。 ここのワッシャーとナットも予め用意しておいてください。 インナーカバーがついた状態では 手が入りにくいので作業しずらいですよ。 本来は4本のボルトで固定する所を2本のボルトで固定しているので 走行環境によっては取付強度が不足する恐れがあります。 保険的な感じで長い結束バンドで車体のフレームと フェンダーレスキットを固定しておくと安心ですね。 フェンダーレスキット自体の素材はスチールなので 強度は十分あると思われます。 |
後はボルト類を元に戻していきます。 写真のように左右のシートカウルのプラスネジを先に 仮止めしておいてインナーカバーとシートカウルを固定させた方が スムーズに作業が進むと思います。 というのも後からではこのプラスネジは通りにくいからです。 最初に付いていたフェンダーの外側のカバーを付けない事で 黄矢印の所に隙間が出来ますので 黒のアルミテープ等を貼って埋めます。 赤矢印の所は純正のボルトを使っても良いのですが 大きめに穴が空いている為、幅広ワッシャーを使ったり 上からアルミテープを貼ったりして隙間を埋めて 泥が荷室に入らないようにしておきます。 |
こんな感じに仕上がりになりました。 |
ウインカーやナンバー灯のギボシ端子を繋ぎ直します。 ウインカーは同じ色の端子と接続するだけですが 今回取り付けたフェンダーレスのLEDのナンバー灯は ジクサー側とはプラスマイナスの色が逆になっているので・・ LEDナンバー灯 - ジクサー車体側 黒 - 黒白ライン 白 - 黒 という感じで接続します。 最後にブレーキランプのソケットも繋ぎ直します。 そして、一旦ここでキーを捻って ウインカーとナンバー灯の点灯テストを行って下さい。 問題がなければ結束バンドで配線を元のように固定しておきます。 あと、必ずシートの解錠を行うワイヤーを 元に戻す事を忘れないでください。 後は逆の手順で元に戻していきます。 |
最後にナンバープレートを固定します。 その時にナンバー灯のプレートと共締めするのですが このプレートはある程度自由に動かせるので ブレーキランプの中心にナンバー灯がくるようにボルトを固定します。 これで作業終了です。 |
こんな感じに仕上がりました。 Z125専用のフェンダーレスキットを使った訳ですが 配線を通す隙間があったりボルトで固定出来たりと 奇跡的な事がいくつも起きて まるでジクサー専用のフェンダーレスキットのように取付出来ました。 ジクサーが持っていたアジア感が消え スッキリとしたテールの短さは むしろヨーロピアンな雰囲気すら感じますね。 でも逆に、そのテールの短さが原因で フェンダーレスにする事によって リアタイヤが大幅に車体から飛び出すので 雨の日にもジクサーに乗る人は フェンダーレスにしない方が良いですね。 背中まで泥を跳ね上げてしまいますよ。 |
ジクサーのかっこ悪さのほとんどは ボリュームのあるリアフェンダーによる影響だったと言えるほど 見違えるようにカッコ良くなったのではないでしょうか。 脱インディアバイク完了です。 |