SUZUKI ジクサー プラグケーブルの交換 Vol.2

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まずはスパークプラグからプラグキャップを抜きます。

 

パワーケーブルに付属しているターミナルを回して

プラグのネジ部分に取り付けます。

たまに渋くてターミナルが回りにくい時がありますが

工具を使って回すとターミナルが傷付くので

革手袋やゴム手袋を使って指のグリップ力を上げると入りますよ。

 

とりあえず、パワーケーブルをプラグに刺します。

ターミナルを付けたのでネジの時とは違って

ワンタッチでカチっと接続されますよ。

この状態でケーブルが折れないように余裕を持たせた取り回しで

イグニッションコイルの入口までの距離を測り

ニッパー等でカットします。

今回は純正プラグケーブルを使わず

パワーケーブルを直接イグニッションコイルに接続するので

ちょうど良い長さにプラス20ミリの所でカットします。

 

ケーブルをカットしたら20ミリ分の被服を剥きます。

カッターナイフを使って

一周ぐるっと切り目を入れ、そこから外に向かって

縦に切り込みを入れると簡単に被服が向けますよ。

絶縁不良によるリークの原因になりかねないので

くれぐれも黒い内部の被服を傷つけないでくださいね。

0.01ミリでも傷つけたらダメなんです。

この作業が今回一番重要な所なので

慣れていない人はパワーケーブルの切れ端を使って

被覆を剥く力加減を習得してください。

あと、注意して欲しいのはこの白い糸の処理で

被服を剥いてからハサミ等でカットするのですが

ナイロンだけでなくどうもガラス繊維が混じっている感じで

散らばるとチクチクするので

カットしたら切りカスはすぐにゴミ袋に入れて

散らばらないように注意してください。

 

こんな感じになりました。

この20ミリ分がイグニッションコイルに

差し込んだ時の奥行きになります。

 

本来は純正ケーブルとパワーケーブルを繋ぐ継ぎ手ですが

これを使ってパワーケーブルの中心に穴を開けながらネジを切るので

時計回りに回しながら継ぎ手をケーブルにネジ込みます。

硬くなったら最後まで到達したので

今度は反時計回りに回して継ぎ手を抜きます。

直接、イグニッションコイルにねじ込んでも良いのですが

万が一、接続部の針が折れると

イグニッションコイルが使い物にならなくなるので

確実な方法でやっています。

 

こんな感じでパワーケーブルの中心に穴が空いたので

これでイグニッションコイルに楽に刺せる状態になりました。

 

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